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水槽に油膜/白い泡が発生した原因と対策|手軽な除去の仕方も紹介

油膜の原因と除去方法や対策

水槽内に発生する油膜(白い泡)の主な成分はタンパク質です。タンパク質は水に溶けないため浮遊物として見えてしまうのが油膜のカラクリです。この記事では油膜を除去するための方法や対策を油膜の発生原因に沿って紹介していきます。

目次

水槽にできる油膜・白い泡の正体は?

水槽に発生する膜はタンパク質の塊

水槽の油膜対策

立ち上げたばかりの水槽によく見られる油膜。その正体はタンパク質の塊です。放っておくと凝固するため、ピンセットでも幕を持ち上げられることもあります。

濾過能力が水槽内で整っていないことがほとんどの原因になります。また、水槽内に魚が死んでいる時なども発生することがあり、このような油膜を見た際は水槽内に何かしらのトラブルが生まれていると認知した方が良いでしょう。

油膜発生で考えられるトラブル
  • 濾過能力が落ちている
  • 水槽内に死骸がある可能性がある
  • フィルターが故障している
  • 酸欠状態が続いている

鉄バクテリアの場合も

先に紹介したものとは別に鉄の油のような(虹色になる)油膜も発生することがあります。ソイルや石などを使用していると鉄分が含まれていることもあり、鉄分を食べるバクテリアが繁殖すると油膜が発生することがあります。

水槽に油膜(白い泡)の除去方法

水換えを行う

熱帯魚が死んでしまい、油膜が出ている場合は水換えを一気に行った方が良いです。また、原因となっているものも水槽から取り出すようにしましょう。

油膜が発生する場合は水中でも余分なものが漂っている状態になっていることが多いです。ですのでそのまま三日ほど放置すれば次は苔などの繁殖が発生することも。負の連鎖になると元に戻すのも大変です。

そのため、油膜が出た際は水替えを行い綺麗な状態を保てるように意識していくことが必要です。

キッチンペーパーで取る

キッチンペーパーで油膜取り

油膜を掬い取るのはなかなか骨の折れる作業です。小型水槽だと気付けば水位が下がってレイアウトアイテムが水面に出てきてしまうといったこともよくあります。

油膜と取り除いてから水替えを行いたい方は、キッチンペーパーを上から被せて取り除く方法がおすすめです。キッチンペーパーは丸めたりせず、ふわっと被せましょう。キッチンペーパーを取り除く時は真ん中をつまむようにし、一気に引き上げると撹拌することを避けながら付着した油膜を取り除くことができます。

使い捨てネットで取る

ネット
ネット

排水溝や三角コーナーなどに利用する網目の細かいネットを使って絡めとるようにすると効果的です。特にタンパク質が凝固し、撹拌してしまった細かい油膜もネットを使うことで綺麗に取り除くことができます。

100均でも大量に購入できるのでおすすめです。

油膜(白い泡)を食べる生体を入れる

ブラックモーリー
油膜を食べ漁るブラックモーリー

グラミーやモーリー、メダカなどは油膜を食べる傾向にあります。特にモーリー系は大食漢で油膜を積極的に食べてくれるので油膜除去として有名です。

ただ、モーリー系は大食漢ゆえに大きくなりやすく、食害が起きたり、胎生魚のため知らず知らずに大繁殖してしまう事があるので、レイアウト維持や生体をストックできない環境であれば導入はおすすめしません。

エアーレーション(ブクブク)をする

水草水槽にもエアーレーション

エアーレーション(ブクブク)を行うことで水槽にできた油膜を散らすことができます。油膜除去には一番効果的で、夜間に起きるバクテリアの酸欠による死滅なども改善することが狙えます。

水草水槽にエアーレーションは必要

水草が酸素を出すのになぜ必要?

水草が光合成を起こすため、水槽内には酸素が供給される考えは間違っていません。ただし、それはLEDライトなどが点灯中の時だけであって、夜間のCO2濃度は上がってしまいます。

熱帯魚やエビが死んでしまうほどにならないとしても、バクテリアが死んでしまうということは珍しくありません。点灯時であっても水草から発生する酸素量が水槽内の必要酸素量を賄いきれない場合も十分にあります。(二酸化炭素添加料や成長具合で左右される)

夜間の酸素量が少ない間に濾過バクテリアが死んでしまうと油膜が出やすくなったり、水槽内の濁りが取れなかったりと環境が整わなくなる弊害が生まれます。以上のことから水草水槽でも十分な酸素量を確保するためにエアーレーションが必要という事になります。

ロタラハラ
夜間葉を閉じるロタラ

休眠中の水草は酸素を吸収し、休養に入ります。

CO2チェッカーで酸素濃度を可視化すると良い

ドロップチェッカーの色の変化

夜間にCO2濃度が高いかどうかはドロップチェッカーを利用することで分かります。ドロップチェッカーは水中内にあるCO2が試液に溶け込むことで色が変化するアイテムです。

青がCO2なし、緑はCO2あり(水草育成において生体に影響なし)、黄色はCO2濃度高めと判断することができます。夜間になってドロップチェッカーの色が黄色よりだと悪い状態です。その場合、エアーレーションを行い水槽内のCO2濃度をリセットした方が良いです。

より効果的なエアーレーション方法

濾過材とエアーレーション組み合わせ

写真は濾材袋の中にエアーレーションをくっつけた形です。濾材とエアーレーションを合体させることで濾過バクテリアが吸着しやすくなり、結果的に水質が良好になり、水の透明度も格段に上がります。どうせエアーレーションをするならこのように濾材と組み合わせた方法もおすすめです。

油膜(白い泡)対策と除去方法まとめ

エアーレーションは水草水槽でもしよう

水草水槽を始めるとどうしても水草の成長を考えて、二酸化炭素に目が行きがちです。一方で綺麗な水質を保たないと水草は育ちません。

綺麗な水質を保ちつつ、綺麗な水草に成長させるには二酸化炭素と酸素をバランスよく添加することがポイントとなります。バランスよくと言うと難しい印象を持たれるかもしれませんが、シンプルに「LED点灯時は二酸化炭素」「LED消灯時はエアーレーション」という風に捉えれば難しくありません。

タイマーで管理を楽に

さすがに「LED点灯時は二酸化炭素」「LED消灯時はエアーレーション」を毎回手動で行うのは困難だと思いますので、電源のオンオフはタイマーで設定しておきましょう。

安価なタイマー通電機能のあるコンセントがアクアショップや家電量販店、ネットで売っています。水槽用品と合わせてこちらも購入しておきましょう。

エアーレーション以外で問題を探る

エアーレーションを行ってすぐさま改善とは行きませんが、徐々に油膜が減っていくことは体感出来ると思います。それでも水槽内の濁りや油膜が多い場合は二酸化炭素添加量やフィルターの根詰まり、魚や水草の状態を疑った方が良いでしょう。

水槽サイズによっては濾過器のスペックが間に合っていないといったことも問題に挙げられます。水槽のスペックに設備が合っているかも確認した方が良さそうですね。

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この記事を書いた人

アクアリウムはまだまだニッチなジャンルで、情報が綺麗にまとまっていないのが現状です。アクアリウムに関する様々なログや情報をお届けしていきます。定期的にコンテストも開催し、アクアリストを繋ぐメディアの運営に努めています。

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