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金魚の種類一覧|人気でかわいい金魚ランキング

金魚の種類一覧|人気でかわいい金魚ランキング
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金魚は昔から日本人に馴染みのある観賞魚で、学校やお家で飼育したことがある人も多いのではないでしょうか?縁日などで金魚掬いで見られる金魚は和金(小赤)で知られていますが、金魚にはいろいろな形に品種改良されたものがいます。

現在日本では30種類以上の金魚が飼育されていると言われています。本記事では金魚の中でも特に人気の高い品種順にどんな種類があるか紹介しているので参考にご覧ください。

金魚の種類は100種類以上

金魚は体型やヒレの形、長さ、色などで分類され、100種類以上存在します。日本だけで楽しまれている魚ではなく、海外でも非常に人気があります。

海外で品種改良されたものが日本に来たり、日本で生まれたものが海外に流れ、さらに品種改良されて逆輸入して広まるといったこともあります。

日本での飼育種類は30種

金魚の種類

日本で飼育されている金魚は、縁日でも見られるスタンダードな形をした和金型、体長が短く体高が高く、ヒレの長い琉金型、目が突出した出目金型、肉瘤が付いている蘭鋳型(ランチュウ)、身体がピンポン玉のように丸いピンポンパール型が存在し、30種類以上が流通し、飼育されています。

金魚のルーツはフナ

金魚のルーツは2000年前に中国で発見された赤いフナ「ヒブナ」が祖先とされています。

ヒブナを元に品種改良が進み、いろいろな形の金魚が生まれています。ヒブナに最も近いのが和金で、和金を飼育していくとまれにフナと似た個体が生まれるようです。

また、金魚を野外で飼育したり、人工餌を与えない育て方をしていると綺麗な発色が失われフナのような姿になるとも言われています。

フナには戻らない!放流は厳禁!

実際には品種改良されているため、フナに戻ることはありません。また、先に紹介したようにヒブナという外来種を品種改良したのが金魚です。フナに戻るって話を聞いたからという理由で飼えなくなった金魚を河川に放流することは絶対にやめましょう。

人気でかわいい金魚ランキング

人気かつかわいい金魚ランキングの基準は、月間検索数を指標にユーザーの注目度からランキング付けを行っています。

ずんぐりとした金魚「らんちゅう」

らんちゅうは金魚の中でも人気が非常に高く金魚の王様とも呼ばれています。体長は大きくて20cm前後にまで成長します。ずんぐりと丸いフォルムと頭にできた肉瘤と呼ばれるコブがあるのが特徴です。また、背ビレを持たない珍しい金魚でもあります。

らんちゅうの値段

らんちゅうは大きさや色味、交配、ヒレの状態などによって販売価格が大きく変動していきます。1000円ほどで手に入る手頃な個体から18,000円にもなる個体まで幅広いです。

らんちゅうの寿命

らんちゅうの寿命は平均10年ほどと言われています。しかし、室内飼育で大事に育てると15年以上育つ事例もあるようです。

らんちゅうの飼育は難しいのか?

らんちゅうは大きいと20cm前後になりますが、12cm〜15cm程度に落ち着くことも珍しくありません。水槽サイズは余裕をもって60cm水槽からの飼育が望ましいです。混泳を考慮する場合は別で水槽を設けるか入れる数を絞るか検討する必要があります。

品評会に出し、評価を得たい場合は、上から見た姿や泳ぎ方などを重視して育成をしていかなければならず、単純な飼育とは違い難しいです。

また、らんちゅうは身体が大きく丸いため消化不良を起こしやすく転覆病などを患いやすいです。餌の量やタイミング、品質にも気をつける必要があります。

提灯型の丸い金魚「ピンポンパール」

ピンポンパールの正式名称はインシュリン(珍珠鱗)といって中国産の金魚になります。身体がピンポン玉のように丸いことや鱗がパールを埋めたような形状をすることから、ピンポンパールという名称で日本では親しまれています。

ピンポンパールは提灯のように丸々として鱗が少し逆立っているようにも見えるため人によっては病気と勘違いして心配する人も。

ショップで販売されている時は5cm前後と小柄で可愛いですが、成長すると15cm〜20cmほどになります。サイズを大きくしない方法としては20度以下にして活動量を抑える方法が挙げられます。

ピンポンパールの値段

ピンポンパールは1000円前後で購入が可能で高くても1500円前後です。

ピンポンパールの寿命

ピンポンパールの寿命は5年前後です。熱帯魚と比較すればそこそこ生きる年数ですが、金魚の中ではやや短い印象を受けます。環境によっては倍の10年生きることもあるようです。

ピンポンパールの飼育は難しいのか?

ピンポンパールは大きいと20cm前後になりますが、12cm〜15cm程度に落ち着くことも珍しくありません。水温を低下させて活動量を抑えればもう少し小さくなるでしょう。

水槽サイズは余裕をもって60cm水槽からの飼育が望ましいです。混泳を考慮する場合は別で水槽を設けるか入れる数を絞るか検討する必要があります。

長い尾ひれがある金魚「コメット」

日本からアメリカへ輸入されたフナやリュウキンが自然交配をして誕生したのがコメットです。アメリカからコメットとして日本へ再び輸入されているので逆輸入の金魚になります。

尾ヒレが非常に長く羽衣のような繊細さが特徴的です。素早く泳いだ姿が彗星のように見えることからコメットという名前が付けられています。

カラーバリエーションは様々ですが、中でもレモンコメット、ゴールデンコメットは人気カラーになります。大きさは20cm〜30cmにまで成長するため小さな水槽で飼育し続けることはできません。

コメットの値段

コメットは800円〜3000円で販売されています、サイズや色によって値段が大きく変動します。強いこだわりがなければ1000円前後で入手できます。

コメットの寿命

コメットの平均寿命は5年前後になります。飼育環境が良いと10年〜25年ほど生きるケースもあるようです。

コメットの飼育は難しいのか?

コメットは丈夫な品種なため初心者でも飼育しやすいです。ただし、成長すると20cmを超えるため初心者向けで販売されている30cm水槽では飼育できません。成長に合わせて45cm、60cm水槽へとサイズアップしていきましょう。

長い鰭と丸い金魚「琉金」

琉金は鑑賞魚として非常に人気があり個体によっては数千円〜数万円します。頭から胴体までを圧縮したかのように、全長が短く、それでいて体高が高く、丸々としています。パッと見の存在感はらんちゅうに近いかもしれません。

尾ヒレが立ち上がるため他の金魚よりも立派に見えるのも琉金の魅力です。平均サイズは10cmほどですが、環境によっては20cmクラスになることもあるようです。

琉金の値段

品種やサイズなどにこだわらなければ1000円前後で購入が可能です。だるま琉金などになると金額は跳ね上がり7000円前後になります。また、柄によってはだるま琉金でも3万円を超えることもあります。

琉金の寿命

琉金の平均寿命は5年から8年になります。らんちゅうと比べるとやや短い印象を受けますが、琉金も個体によっては10年以上生きることがあります。

琉金の飼育は難しいのか?

琉金は他の金魚と比べると泳ぎが苦手なため水流調整をしなければなりません。できるだけ弱い水流環境を用意すべきです。

また、デリケートな金魚で白点病や転覆病になる事例が多いです。初心者でも飼育は可能ですが、水温が低い冬場は体調を崩しやすい一面があります。

上から見て楽しむ金魚「丹頂」

丹頂は頭部に真っ赤な肉瘤がある白い金魚です。オランダ獅子頭の色変種で中国から来た金魚になります。

タンチョウ(鳥類ツル科)の姿に由来しています。真横から見ても丹頂の特徴と美しさを捉えることができますが、真上から見るとより魅力的です。

丹頂を展示する水槽は真上から見ることが多い印象です。現にすみだ水族館では丹頂を真上からみる展示水槽があります。丹頂の大きさは10cm〜15cmとオランダ獅子頭の色変種でありながらサイズは控えめになっています。赤い頭が印象的ですが、身体の白さやで羽衣のように透明感のあるヒレも魅力的です。

丹頂の値段

丹頂の値段は控えめで安ければ500円〜800円程度で購入できます。1000円前後が大体の相場となっていますが、個体のサイズや状態によっては3000円前後する場合もあります。

丹頂の寿命

丹頂の寿命は10年程度です。コメットや琉金と比べると平均寿命は高い傾向にあります。

丹頂の飼育は難しいのか

頭部の赤い肉瘤が崩れないよう水流は弱く設定する必要があります。身体が大きくなりやすい金魚のため、消化不良を起こしやすいです。餌の与える量、タイミング、水温などに気をつけながら飼育する必要があります。

肉瘤と大きいヒレを持つ金魚「オランダ獅子頭」

オランダ獅子頭(シシガシラ)は頭部に肉瘤がある金魚で丸々としたボディも特徴的です。長く発達した尾ヒレ、開き尾が魅力的でバサバサと泳ぐ姿などは品評会の評価対象にもなっているようです。

オランダの由来は江戸時代に珍しい渡来品がオランダ物と呼ばれたことから来ており、獅子頭の由来は頭部に発達した肉瘤が獅子の頭を連想させたことからきています。2つを合わせてオランダ獅子頭というわけですね。

オランダ獅子頭は30cmにまで成長するためかなり迫力ある金魚になります。

オランダ獅子頭の値段

オランダ獅子頭の品種やサイズ、カラーバリエーションなどを考慮しなければ2000円前後で購入が可能です。高い個体は1万円〜3万円ほどで販売されています。

オランダ獅子頭の寿命

オランダ獅子頭の寿命は5年程度とされていますが、飼育環境によっては10年ほどまで生きることもあるようです。

オランダ獅子頭の飼育は難しいのか

オランダ獅子頭は大きくなるほど泳ぎが苦手になる傾向があります。そのため、他に動きが軽やかな金魚と混泳するとストレスで弱ってしまうことがあります。

また、消化不良による体調不良や水質悪化による白点病の発症などがあるため餌やりの頻度や量、水換えのタイミングには気を配る必要があります。

サイズが大きくなる金魚なので小型水槽ではなく、60cm水槽以上で飼育したいところ。

突き出た目を持つ金魚「出目金(デメキン)」

リュウキンの突然変異(病的原因)を元に品種改良で誕生した金魚が出目金です。祭りの縁日でも見かけるメジャーな金魚で見たことがある人も多いはず。デメキンといえば黒という方もいますが、他に赤色、白色が代表的になります。

成長すると15cm〜20cmにまで成長します。飛び出た目に意識が行きがちですが、リュウキンが元のため、丸く体高のあるボディと大きく立ち上がったヒレも魅力的です。

出目金(デメキン)の値段

黒色の出目金なら600円前後から購入することができます。赤色や更紗色だと2,000円〜3,000円で売られていることが多いです。

出目金の寿命

出目金の平均寿命は5年前後です。

出目金の飼育は難しいのか

出目金は大きい目を持っていますが実は視力がとても悪い魚です。視力が弱いため障害物が多いと目を傷つけてしまう恐れがあります。また、餌を見つける速度が遅いため混泳していると餌を上手く食べられず衰弱してしまうこともあります。

飼育する際は単独飼育、飾らないレイアウトにするといったことに気をつけましょう。

金魚すくいの定番「和金」

金魚といえば和金となるほどスタンダードの品種です。金魚の原点であり、緋鮒(ヒブナ)から派生して生まれたのが和金です。和金は他の金魚と違って丸っとした姿より細長い体型が特徴的です。

和金はヒブナとは違い、尾ヒレが3つに割れていたり長い改良種が存在します。サイズは20cmほどまで成長し、大きくなると一見コイの幼体に見えることも(両者は異なる魚種です)。

和金は別名がいくつかある

3〜4cmサイズの和金を「小赤」とも呼び、アロワナなどの大型魚の餌としても「餌金」という呼び名で販売されています。「餌金」はあくまで餌用としての管理になるため、餌用を購入すると既に弱っていたり白点病などを患っている場合がせいます。

和金の値段

ノーマルな和金であれば1匹あたり100円で購入することが可能です。大きめのサイズや更紗色などになると5000円ほどする個体も出てきます。餌用としてまとめ売りされている場合は、1匹あたり40円だったりします。

和金の寿命

和金の平均寿命は10年前後になります。環境によっては30年ほど生きる事例も多く、実際に縁日で持ち帰った和金が10年以上生きることは珍しくありません。

野外飼育の場合は野鳥に食べられてしまうことが多く、寿命よりも早く死を迎えることが多いです。

和金の飼育は難しいのか

和金の飼育難易度は他の金魚と大差ありません。水を汚しやすいため、過密飼育は厳禁です。また、消化不良を起こして転覆病になりやすいため餌を与える量やタイミングに気をつける必要があります。

和金は縁日でも入手しやすく、魚の飼育について無知な方は小さい水槽にいれがちです。小さな水槽で飼育する方が管理が難しいため、60cm水槽くらいから始めたいところ。

尾鰭が立ち上がった金魚「地金 」

地金(金魚)

地金は和金の突然変異種で尾ヒレが立ち上がり4つに割れており、孔雀尾や四尾と呼ばれています。また、六鱗といって口のさき、鰓蓋(左右のえらぶた)、それぞれのヒレ(左右と尾)の6つが赤く染まっています。それ以外の体色は真っ白というのも特徴の一つです。

愛知県では地金を愛知県指定天然記念物としており、地元では四尾の地金保存会というのも存在するほど貴重な金魚として扱われています。地金は他の金魚と同じく15cm〜20cmほどにまで成長します。

地金(金魚)の値段

地金は天然記念物に指定されているため、入手が難しいとされていますが、Yahooオークションや金魚をメインで扱うアクアショップなどで購入することが可能です。(ヤフオクでは生体販売規制が進んでいるので将来的に購入出来なくなる可能性があります。)

1匹あたり700円〜となりますが、サイズや体色、入荷状況によって変動するでしょう。

地金(金魚)の寿命

地金の平均寿命は5年前後とされますが、一般飼育での平均ではなく、飼育になれたブリーダーの平均になるため、地金の飼育に慣れていない人は平均寿命に届かない場合があります。

地金(金魚)の飼育は難しいのか

地金は個体の性質上、体質が弱く病気になりやすい傾向にあります。また、泳ぎが得意でないため、泳ぎの得意な金魚と混泳させると餌になかなかありつけず、ストレスになる他、成長速度の差が生まれて混泳が難しくなります。また、水流が強いことでもストレスになったり、四尾が崩れる原因となります。飼育する際は水流が強くならないようにフィルター選びやレイアウ作りを熟考した方が良いでしょう。

目の下に袋を持つ金魚「水泡眼」

水泡眼(スイホウガン)は目の下が風船のように膨らんだ金魚です。目の下の袋にはリンパ液が入っています。背ビレがない品種が主流ですが、背ビレのある個体も中国から稀に輸入されるとか。水泡眼は20cm前後まで成長し、環境によってはさらに巨大化するため、小さい水槽では飼育できません。

水泡眼の値段

水泡眼は現在流通量が少なくなっており、国内ブリード個体なら1500円前後で購入が可能ですが、オンラインショップでは1万円を超える値段で販売されています。

水泡眼の寿命

水泡眼の平均寿命は5年前後になります。他の品種と同じように飼育環境によっては10年以上生きることもあるようです。

水泡眼の飼育は難しいのか

水泡眼は目の下の袋が破れないように身体が挟まってしまったり、鋭利な流木があるようなレイアウトにしない工夫が必要です。また、水流も強いと泳ぎにくかったりとストレスが発生してしまうためよくありません。

水泡眼は飼育始めは10cmに満たない大きさで小さな水槽で飼育することができますが、20cm以上になる場合がある魚です。そのため、初心者セットというような幅30cm奥行き20cmといった小さな水槽での生涯飼育はできないと思った方が良いです。個体としては特別弱いというものでもないので、きちんとした環境で飼育すれば問題なく育てることができます。

よくある質問

金魚の人気順は?

月間で最も気になって調べられている金魚は「らんちゅう」です。ついで人気なのはピンポンパール、コメット、琉金、丹頂、オランダ獅子頭、出目金、和金、地金、水泡眼になります。

金魚の寿命は?

金魚の寿命は5年〜10年と言われており、平均すると5年ほど。きちんと飼育している環境や飼育に慣れた人だと10年以上生きるとされています。熱帯魚やメダカと比べるとかなり長寿の部類に入ります。

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