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【簡単】メダカのオスとメスの見分け方を上からと横から解説・イラスト付き

メダカのオスメス-見分け方

メダカのオスとメスは成熟した状態であれば、お腹の膨らみだけでも判別する事ができますが、ヒレの特徴や行動を知っていれば、早期にオスメスを判別する事ができ、より上質な個体を分けて品質の高い個体を繁殖させることが望めます。

この記事では横から見たオスメスの判別方法と上から見たオスメスの判別方法をまとめているので参考にご覧ください。

メダカのオスメス見分け方早見表

オスメス
背びれ切れ込みあり切れ込みなし
尻びれ大きい小さい
尾びれ四角形三角形
口元平ら丸みがある
白い色素が乗る事がある色に変化なし
お腹変化なし膨らみが出る
行動活発的オスに追いかけられる
目次

横見でのメダカのオスメスの見分け方

メダカのオスの特徴

オスのメダカの見分け方

見た目とヒレの特徴

メダカのオスは、体形が細長く、背びれの根元に切れ込みがあります。尻びれは長く、四角形に近い形状をしています。

オスは繁殖行動の時にメスを囲い込むためにヒレに切れ込みがあり、メスよりも長くなっていると考えられています。体型に対してヒレが短い品種が繁殖に苦手な理由はヒレに原因があるとも考えられています。

また、オスは繁殖期になってもメスのようにお腹が膨れることがありません。

オスメダカがする行動

オスは活動性が高く、特に給餌の際には活発に食べる様子が見られます。繁殖期になると、オスメダカは水槽内を積極的に泳ぎ回り、パートナーを探す行動が目立ちます。

メダカのメスの特徴

メスのメダカの見分け方

見た目の特徴

メダカのメスはオスのように背びれに切れ込みがありません。また、尻びれは四角形ではなく、三角形に近い形をしています。

さらに、繁殖期になるとオスのメダカと比べて腹部が大きく膨れる特徴があります。

行動の特徴

オスに追いかけられることが増えます。

上からメダカのオスメスを見分ける方法

メダカのオスの特徴

上から見ると、メダカのオスの口の輪郭は平らに近い形状をしています。また、鼻先に白い色素が乗ることがあります。

メダカのオスの口元

ただし、この特徴は成熟したオスに現れるものであり、若いオスや品種や体色によっては確認できないこともあります。また、照明の当たり具合によっても確認しづらいことがあります。

メダカのメスの特徴

メダカのメスは、オスと違って横開きするような形ではなく、丸みを帯びているように見えます。また、鼻先に白い色素が乗ることはありません。

メダカのメスの口元

ただし、ひれの違いを見た方がわかりやすい場合は横見から確認したほうがオスメスの判別がしやすいです。

メダカのオスとメスが分からない時の対処方法

3ヶ月育ててオスメスを判断する

メダカが若いとオスとメスが見分けるのが難しいことがあります。その場合、ある程度の時間をかけてから判断するのが賢明です。

水温の高い状況下においては、メダカは約3ヶ月で成熟します。夏場や室内飼育をしているなら3ヶ月ほど育ててからオスメスを見分けやすくなります。

有識者に写真を見せて意見を聞く

メダカの性別を正確に判断するためには、経験と知識が必要です。

特に初心者や、特定の品種のメダカを見慣れていない場合、オスメスの見分けが難しいことがあります。そのような時は、メダカ飼育の経験が長いブリーダーや趣味としている人、Twitter(X)でメダカを嗜むユーザーに写真を見せて意見を求めることがおすすめです。

メダカのオスとメスに関する質問

メダカのオスとメスはどちらが大きい?

メダカのメスはオスよりも大きくなります。

メダカはメスだけで産卵できますか?

メダカはメスだけで有精卵を産卵することはできませんが、無精卵を産卵することはあります。産卵床や水草があれば、無精卵でも産卵できますが、産み付ける場所がないとお腹に卵を抱えたままになり、最悪の場合お腹が裂けたりして死んでしまう恐れがあります。

これを過抱卵と言いますが、過抱卵は産卵床の用意や「メダカの産卵繁殖用水作り」などを使用すると良いです。

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メダカが卵を産んだらすべきこと

メダカが卵を産んだら放っておいても繁殖する事がありますが、カビだらけになったり、親魚に稚魚が食べられてしまうといったことがあります。以下の記事ではメダカの卵を見つけたらすべきことについてまとめています。

メダカの卵が白い理由と白くなる原因

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この記事を書いた人

アクアリウムTIPSはプロショップをはじめとする多くのアクアリストに閲覧されているサイトです。熱帯魚、水草をはじめとする生体の育成管理ノウハウをはじめ多くの情報をお届け。定期的なコンテスト開催も行い、アクアリストを繋ぐメディアの運営に努めています。

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