埼玉県 日高市の水道水の水質(硬度/PH/TDS/残留塩素)
埼玉県 日高市の水質データをまとめています。季節によって水質が変動するため4月と7月のデータを記載しています。水質検査結果は浄水場や役場で公開しているデータを参照しています。そのため、民間の蛇口から出る水道水とは若干の違いが生じている場合がありますので目安程度にご覧ください。
埼玉県 日高市の水質(硬度/PH/TDS/残留塩素)
日高市上・下水道部
硬度mg/L | PH | TDS | 残留塩素 | |
---|---|---|---|---|
4月 | 66.7 | 7.5 | – | 0.6 |
7月 | 66.32 | – | 0.6 |
水草育成における水質の豆知識
硬度(GH)
硬度は水が軟水か硬水かを示す指標です。GHを総硬度と呼称する場合もあります。硬度が上がるとアルカリ性に傾く傾向にあり、PHも高めにでることがあります。
水草の多くは硬度が高いと上手く育たないことが多いです。また、硬度が高まると簡単に削ぎ落とすことができないサンゴ苔やヒゲ苔といったコケ類も水槽内に発生するようになります。
硬度を下げる方法一例
- 龍王石や青華石といった石を使わない
- ソイルを使用する
- カチオンフィルターを使用する
- GH降下剤を使用する
PH
PH(ペーハー)は弱酸性、中性、アルカリ性を測る単位です。PH7を中性とし、7未満を弱酸性、7以上がアルカリ性になります。PHは0.1刻みで水質が大きく変わり、1違うだけで10倍の差があります。2違うと10×10で100倍の差が生まれます。
PHは生体にとって重要な値で、数値がちがう水へ入れるとPHショックを起こして死んでしまうことがあります。
PHショックを起こさないためにも自身の住んでいる水道水がどれくらいのPHなのかを知っておく必要があります。また、飼育環境と水道水をチューニングする水合わせも行うことをおすすめします。
TDS
TDSはTotal Dissolved Solidsの頭文字をとった名称です。
日本語に訳すと総溶解固形物となります。総溶解固形物とは、水に溶け込んでいるカルシウム・マグネシウム・カリウム・ナトリウム・重炭酸塩・塩化物・硫酸塩といった有機物を指します。TDSは水に溶け込んでいるそれら不純物の総計を測定し数値化したものになります。
一般的にアクアリウムで使われるTDSメーターはppmと表示されますが、水道局で計測されるのは電気伝導率(μS/cm)になります。本サイトではトップウォーター社が提示する電気伝導率×0.5=ppmで換算した数値を表示しています。
TDSの高い環境は不純物を多く含んでいるため、アクアリウムにおいては硬度が高い水質と言われます(人間が飲む分にはなんら問題はありません)。そのため、硬度だけではなく、TDSも計測して定期的な水換えのタイミングを模索した方がよいでしょう。
TDS値は硬水と軟水を判別できる目安になる
TDS値は不純物の多さを測定するものと先に紹介しました。
TDS値が高くなるほどミネラル分など多く含んでいることになるため、硬水ということになります。一方でTDS値が低いものは純水に近くなるため、軟水ということになります。
TDSはTDSメーターを使って自分でも簡単に計測することができます。
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