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水合わせ「点滴法」やり方|時間と点滴スピード

水合わせ(点滴法)のやり方と時間

水合わせはショップで魚やエビ、貝などを購入した時に行うチューニング作業です。買ってきた生体をそのまま水槽に入れてしまうと急な水質変化によって病気になってしまったり、衰弱してすぐに死んでしまうといったトラブルを引き起こします。本記事では水合わせのやり方と必要な道具、必要時間についてまとめているので参考にご覧ください。

目次

水合わせとは?必要?効果は?

水槽のお引っ越しの負荷を軽減するために

水合わせとは魚やエビといった水生生物の元々いた水と次に移る水槽の水をできるだけチューニングして、魚のへの体負担を軽減する作業のことを言います。

水合わせの効果

魚への負担をかける水の変化は人間では目に見えないものとして「温度」や「PH」「GH」の3つが大きく挙げられます。温度が引っ越し前と引っ越し後で大きく異なれば体温調節の負荷が掛かります。

また、PHが大きく異なればPHショックを起こしすぐに死んでしまうこともあります。エビ系はPHショックを起こしやすくすぐに死んでしまうことで有名です。

大切な生体を導入時に死なせてしまわないように水合わせは必要です。

病気の持ち込みを防ぐ

水合わせをせず、買ってきた袋の正体をそのまま水槽に入れてしまうと魚の状態をよく見ることができません。また、水に含まれる常在菌や害虫も入っている可能性があります。

それらの侵入を防ぐためにも一度水合わせというワンクッションを置くことをおすすめします。特別な容器などは必要とせず、家にあるバケツや空き水槽で対応が可能です。

水合わせ「点滴法」で必要な道具

  1. エアチューブ(シリコン製)
  2. コック
  3. キスゴム(吸盤)
  4. バケツ
  5. シリンジ(あると便利)
  6. ヒーター(冬場推奨)

エアチューブ

エアチューブはブクブクなどに使うものでOKです。柔らかいシリコン製がおすすめ。今は100均(ダイソー)でも販売されているので一本水合わせ用にあると良いでしょう。長さは水槽からバケツまでの距離が確保できれば良いので1mもいらないかもしれません。(環境による)

コック

理想は一方コックの方が使い勝手が良いですが、売っていない場合は二股コックでも問題ありません。コックは水槽の水を魚のいるバケツに流し込む際に点滴のように調節して入れるために使います。

キスゴム(吸盤)

あってもなくても良いアイテムですが、あった方が点滴法がとてもやりやすいです。シリコンチューブは軽く、チューブ単体では固定しづらいため、キスゴムで固定すると便利です。キスゴムがない場合はセロテープなどで固定するのもアリ。

バケツまたは空き水槽

水合わせ

バケツの中には購入したきた魚とその飼育水を入れましょう。

シリンジ(あると便利)

シリンジ

シリンジはエアチューブを使う際の「呼び水」をするのに便利です。呼び水をする際に口で吸ってしまうと誤飲する可能性があります。気になる人はシリンジがあるとストレスなくできます。

ヒーター(冬場推奨)

冬場は水合わせ中に水温が下がってしまうことがあります。水合わせ中に低温によって弱ってしまったら意味がないので水温を一定にするためにヒーターを用意しておくことをおすすめします。

水合わせ「点滴法」のやり方

STEP
水温を合わせる
水合わせの温度合わせ

まずは袋を開けずに水槽にそのまま浮かべて放置しましょう。袋の中身と水槽の水温を合わせるために行います。

季節によって温度差があると思いますが、購入してすぐに合わせるならおおよそ30分〜1時間ほど浮かべておけば大差ない温度になっているはずです。

購入時の袋が大きければ、水量も多いので水槽の中身を減らさないと溢れます。

STEP
バケツに袋の水と魚を入れる
水合わせ

水温を合わせたらバケツに袋の水と魚を入れます。冬場の場合は温度が水温が著しく落ちないようにヒーターを投入するのがおすすめです。(当たり前ですが水量とヒーターのサイズ等を間違えないように)

STEP
エアチューブを使って水槽の水を垂らす
水合わせ(点滴法)

エアチューブを水槽に取り付け、その下にバケツを設置します。(水槽からバケツへはサイフォンの原理をしようします。)

STEP
点滴の量は1秒に6滴
水合わせ点滴のスピード

点滴法をあまりにゆっくり時間をかけるととんでもない時間になってしまいます。長時間かけても大差ないため、30分〜1時間ほどが良いです。

終わったら網で生体を掬い飼育水槽へ移しましょう。

水合わせ「点滴法」の時間とスピード

水合わせ「点滴法」のスピードと時間早見表

点滴法を行う場合、どれだけの水がどれくらい移せるかを理解しておく必要があります。1秒に1滴なら凄まじい時間がかかってしまいます。ずっとバケツに入れておいたらそれはそれで衰弱する原因ともなるので適当な時間に納める必要があります。

購入時の元水に対してどれだけ、飼育水を加えるかを判断に基準にするのが良いでしょう。例えば、袋の水が500mlであれば、同量の500mlを加えれば良い感じに混ざり合うのでその水量に到達した時点で水合わせ終了としても良いでしょう。

以下は1秒間に6滴入れた場合の水の量になります。

水量
38分500ml
57分750ml
1時間15分1,000ml
1時間35分1,250ml

ショップによって袋に入れる水の量が異なりますが、少なくとも750ml〜1000mlはだいたい入れている印象です。したがって1秒6滴スピードなら1時間〜1時間20分くらいを目安に見れば概ねOKということになります。

超簡単な水合わせ方法

点滴法はやり始めたらそこまで難しくないのですが、やはりハードルが高く感じ、失敗してしまったらと考える人もいることでしょう。それでも最低限の水合わせは行いたいもの。ここでは超簡易的な水合わせのやり方を紹介します。

STEP
水温を合わせる
水合わせバケツ

購入してきた袋を水槽に浮かべる。もしくは同じ温度の水が入ったバケツに袋ごと入れて30分放置。

STEP
簡易的な水合わせ

袋に2〜3ヶ所穴を開けて導入する水槽に浮かべてさらに30分。(穴の空いた面を水中に)

STEP
袋にハサミを入れて先程よりも水が混ざるようにする。さらに30分放置。
STEP
最後に個体を水槽にうつし、袋の水は袋ごと取り除く。

※気にならなければ水も入れて良い

水合わせのやり方まとめ

水合わせで用意するもの

  1. エアチューブ(シリコン製)
  2. コック
  3. キスゴム(吸盤)
  4. バケツ
  5. シリンジ(あると便利)
  6. ヒーター(冬場推奨)
水合わせキット
余った道具でもなんとかなります

水合わせの効果と役割

水合わせは水温や水質の変動による魚へのストレスを軽減するためのものです。同じ環境下にある水槽同士の移動は水合わせが必要ない場合がありますが、ショップで購入した時などは必ず水合わせを行うようにしましょう。

水合わせをしなくても元気な魚やエビ、貝類もいますが、元気かと思ったら次の日に死んでしまったり、病気が発病してしまったなんてこともあります。したがって水合わせはマスト事項と捉えた方が良いです。

水合わせの時間

水合わせの時間は水温合わせで30分〜1時間、水のチューニングで30分〜1時間弱ほどになります。時間がかかりますが、なるべく生体の生存率を上げるには致し方ありません。他に作業をしつつ時間経過を待ちましょう。

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この記事を書いた人

アクアリウムが大好きなコンテンツディレクター。アクアリウム歴10年以上。WEB制作会社でSEOライターやディレクションなどをしている人。アクアリストを繋ぐメディアを作りたいと躍起になっている。

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