ルドウィジアグランデュローサの育て方と育成条件

水草図鑑

この記事ではルドウィジアグランデュローの育てる上で必要な光量や条件を紹介しています。また、ルドウィジアグランデュローサを用いたレイアウトについても紹介していますので参考にご覧ください。

この記事ではルドウィジアグランデュローサの育てる上で必要な光量や水質条件、レイアウトのコツなどを紹介しています。参考にご覧ください。

目次

ルドウィジアグランデュローサとは

ルドウィジアグランデュローサの情報
分類アカバナ科
ルドヴィジア属
学名Ludwigia glandulosa
類似水草
別名レッドルブラ
葉の大きさ葉の大きさ5~10cm
育成難易度
成長速度普通
レイアウト配置中景
温度22〜28度
水質5.0〜7.5
硬度0〜3
二酸化炭素(CO2)必須
光量/照明高い光量が必要
増やし方差し戻し
参考価格Yahoo! 1本あたり280円〜
Amazon 1本あたり333円〜
楽天市場 1本あたり280円〜

大型に属する赤い水草

ルドウィジアグランデュローサは葉の大きさが10cm前後になる赤い水草。小型水槽だと葉のボリュームがありすぎてうるさい印象になってしまいます。

奥行きのある45cm水槽や60cm以上の水槽に中景として起用するのがおすすめ。育つと赤というよりも黒寄りのワインレッドの色合いになっていきます。

ルドウィジアグランデュローサが育つ水質

軟水を好む

ルドウィジアグランデュローサは軟水を好む水草なので、硬度はできるだけGH0〜3を目指しましょう。

日本の水道水の多くは中硬水〜硬水なので、イオン交換樹脂を使ったフィルターや濾過材を使用することをおすすめします。

軟水の基準は60mg以下とされています。

おすすめの軟水化グッズ

ルドウィジアグランデュローサが育つ光量

水槽サイズ別の必要光量

水槽規格必要光量
30cm588lm~
45cm2,000lm~
60cm2,550lm~
90cm3,000lm~
※上記の表はGEX、suisaku、KOTOBUKI、アクロから出る商品を参考に作成しています。
主な基準参考商品:リーフグロー、suisaku300~、KOTOBUKIツイン、GEXパワーⅢ、アクロtriangle

陽性水草のため、強い光量があるほど綺麗に育ち、数も増えやすくなります。ライトを選ぶ時は上記の明るさに加えて8000Kの物を選ぶと水槽内の透明感が増します。光量が足りないと思ったらライトを2つ設置することも検討した方が良いでしょう。

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ルドウィジアグランデュローサの増やし方

ピンチカット

単純なトリミングを指します。ルドウィジアグランデュローサを含む有茎草は切った部分から枝分かれのように増えていきます。その性質を利用してカットして増やすことをピンチカットと呼びます。

レッドルブラのトリミング

レッドルブラはボリュームがありすぎると部分的に溶け始めたりすることがあります。溶け始めると近くの葉にどんどん移っていくので日頃の間引きや溶け始めた葉は率先して切り落としていきましょう。

差し戻し・株分け

トリミングした部位(本来なら破棄する草)をそのままソイルに植えることを差し戻しと言います。茎だけで枯れないのかと思うかもしれませんが、指した部分から根が出てくるので、ほとんどの有茎草は差し戻しで増やすことができます。差し戻しは水草のボリュームを増やすだけでなく、生えている領域を増やす目的で行われます。

ルドウィジアグランデュローサはco2なしで育つのか

時間をかければco2なしでも育つ

ルドウィジアグランデュローサは成長速度が早い品種なのでco2を添加しなくてもゆるやかに成長します。

ただしco2なしで育てる場合、水換え頻度やライトの点灯時間を調節しないとコケにまみれてしまう恐れがあるので注意が必要です。

co2添加をした方が断然綺麗に育つよ!

co2添加は4つの方法があり、ハードルが高いものではありません。以下の方法を参考にはじめてみてください。

導入コストやり方
300円〜炭酸水でco2を添加する方法
500円〜食品でco2を添加する方法
5000円〜CO2レギュレーターで添加する方法
1万円〜クエン酸と重曹で添加する方法

エアレーション添加でより美しく育つ

エアレーションをするとco2効率が落ちると思われがちですが、実際に人が体感する程するほどの効率は落ちません。

エアレーションには以下の4つの効果に期待でき、水草水槽を綺麗に仕上げることができます。

  • バクテリアの定着をして白濁りを防ぐ
  • 油膜の改善と発生予防ができる
  • 水流が生まれて水草に良いストレスがかかる
  • 空気中のco2をわずかだが取り込める

これはco2を添加していても、添加していなくても、どちらでも当てはまる内容なので、常時エアレーションをすることが綺麗に育てるコツと言えます。

ルドウィジアグランデュローサを使ったレイアウト

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この記事を書いた人

ruby48.comはプロショップをはじめとする多くのアクアリストに閲覧されているサイトです。熱帯魚、水草をはじめとする生体の育成管理ノウハウをはじめ多くの情報をお届け。定期的なコンテスト開催も行い、アクアリストを繋ぐメディアの運営に努めています。

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