60cm水槽向けヒーターおすすめ8選と選び方
60cm水槽のヒーターは何ワットの商品を選べば良いか即答できますか?
奥行20cmなら80W以上、奥行30cmなら150W以上、奥行45cmなら300Wのヒーターを選ぶ必要があります。
水槽の水量ごとに合ったヒーターを購入しないと、水温が上がりきらずに24時間稼働することになるので、電気代が高くなってしまいます。
さらにヒーターの使用期間中(10月〜4月頃まで)に24時間稼働していればヒーターの故障リスクも上がってしまいます。この記事では適切なヒーターの選び方やおすすめ商品について紹介していきます。
60cm水槽のヒーターの選び方
水量でW数を決める
60cm水槽のヒーター選びは水量で決定します。水量にあったワット数を選ばないとヒーターが24時間稼働することになり、電気代が大変なことになります。
ヒーターは温度管理機能が付いているので自動でオンオフができるんだよ
また、故障するリスクも増えるので適切な規格を選ぶ必要があります。
水槽ヒーターをケチると毎月の電気代が想像以上にかかったり、故障で魚が全滅することがあるよ
ヒーターのワット数は合計で良い
既にヒーターを持っているけど、水槽をサイズアップしたからヒーターを買い直さないといけないという人は、不足分のヒーターを購入することで導入コストを抑えることができます。
例えば、160Wのヒーターが必要でも既に80Wのヒーターを持っていれば再び80Wのヒーターを購入して同時に設置することで同じパフォーマンスを得ることができます。
ただし、水槽ヒーターを2台設置するということは故障リスクが2倍付きまとうことになるのでおすすめしません。
接続専用のヒーターは単品で使わない
接続専用やサーモスタット接続用と書かれたヒーターは単品で使用できません。接続専用ヒーターはどのヒーターよりも安く売られているのでお買い得と間違えて購入しがちです。
もちろん、コンセントを刺せば温まりますが、サーモスタッド(温度を管理する機能)がないと永続的に水温があがり、生体が死ぬだけでなく、火事になります。
1回試したことがあるんだけど、1時間で60度まで水温が上がってて本気で危ないと思ったよ
接続専用もしくはサーモスタット接続用と書かれた商品は必ず別売りのサーモスタットを購入しましょう。
安く抑えるならオートヒーター
コストを安く抑えるならオートヒーターがおすすめです。オートヒーターはサーモスタットを購入する必要がないので費用がかかりません。
60cm水槽(奥行20cm)に合うヒーター
奥行20cmの60cm水槽の水量は約26リットルです。26Lある水量を温めるには80W以上の出力ができるヒーターが必要になります。
80Wよりも低いヒーターを使用すると常にヒーターが稼働した状態になり、電気代がかかってしまいます。
コトブキ工芸 ツーウェイオートSP 80W
このヒーターは水温調整ができませんが26度に自動設定してくれます。26度はほぼ全ての淡水魚、水草にとって適温です。
ヒーターの中で最も安い部類にあるのが、このオートタイプです。2500円以内でヒーターを導入したい人におすすめです。
テトラ ミニヒーター コントロール 100W
必要なワット数より多いですが、水槽を温める意味ではしっかりカバーすることができます。
金魚を飼育する人に支持率の高いダイヤル操作式のサーモスタット一体型のヒーターです。金魚やメダカの適温は18度前後ですが、多くのヒーターは22度以上であることが多いです。
しかし、テトラミニヒーターコントロールは最低15度に設定できるので金魚やメダカ水槽との相性が良いです。また、価格もアクアユーザーに優しく、約2800円以内で購入ができます。
60cm水槽(奥行30cm)に合うヒーター
奥行30cmの60cm水槽の水量は約57リットルです。約60Lある水量を温めるには150W以上の出力ができるヒーターが必要になります。
150Wよりも低いヒーターを使用すると常にヒーターが稼働した状態になり、電気代がかかってしまいます。
既に80Wヒーターを持っている人は同じく80Wのヒーターを追加設置しても水槽を温めることができます。
コトブキ ツーウェイオートSP 160w
このヒーターは水温調整ができませんが26度に自動設定してくれます。26度はほぼ全ての淡水魚、水草にとって適温です。
ヒーターの中で最も安い部類にあるのが、このオートタイプです。3000円前後でヒーターを導入したい人におすすめです。
エヴァリス オートヒーター ダイヤルブリッジ R150AF II
エヴァリスはヒーター事故で苦情の少ないメーカーとして有名です。このヒーターはサーモスタットと連結しているタイプで、22度〜31度の間で好きな温度に設定できます。
縦でも横でも設置することが出来ます。
寿工芸セーフティヒートセットSP160W
ヒーターとサーモスタットが別々になっているヒーターセットです。ダイヤルで19度〜31度に設定できるので20度前後を好む淡水魚にも使用できます。
ヒーターとサーモスタットのセットで安く購入でき、コスパ最強です。さらにヒーターは長さが短く縦でも横でも置けるのでレイアウトに組み込みやすい強みがあります。
テトラ ミニヒーター コントロール 150W
金魚を飼育する人に支持率の高いダイヤル操作式のサーモスタット一体型のヒーターです。金魚やメダカの適温は18度前後ですが、多くのヒーターは22度以上であることが多いです。
しかし、テトラミニヒーターコントロールは最低15度に設定できるので金魚やメダカ水槽との相性が良いです。また、価格もアクアユーザーに優しく、約3000円前後で購入ができます。
60cm水槽(奥行45cm)に合うヒーター
奥行45cmの60cm水槽の水量は約110リットルです。約110Lある水量を温めるには300Wの出力ができるヒーターが必要になります。
300Wに近い出力のヒーターは220Wですが、水量に対して出力が足りないため地域によっては常にヒーターが稼働してしまう恐れがあります。
ニッソー プロテクトプラス R-300W
ニッソー プロテクトプラス R-300Wはメーカー公式では150Lまでの水量を加温できるとされています。サーモスタットと交換ヒーターがセットで5000円前後で購入できるので、場合によっては150Wのヒーターよりもお得な場合があります。
ニュー プロテクト ICオートヒーター R-300W
ニュー プロテクト ICオートヒーター R-300Wはサーモスタットと連結されたヒーターで交換用ヒーターの入れ替えができません。ただし、水温は15度〜35度に設定できるので、金魚水槽にもおすすめです。