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メチレンブルー水溶液の使い方と1Lあたりの量の計り方

メチレンブルー水溶液の使い方

金魚やメダカ、熱帯魚など魚の病気の時に使うことが多いメチレンブルー水溶液。ただ、売られている薬の説明には60Lあたり10mlを添加するという説明だったり、小型水槽や隔離水槽に入れるには参考にならない数値。正しく薬を入れないと逆に早く死んでしまう事が多いので正しい容量を守る必要があります。この記事ではメチレンブルー水溶液の正しい使い方と計算方法を紹介していきます。

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目次

メチレンブルー水溶液の薬効と毒性

日本動物薬品株式会社から販売されている「ニチドウ メチレンブルー水溶液」を元に使用法を記載しています。他メーカーから販売されいているメチレンブルー水溶液と使い方が若干異なる場合があるので計算式を置き換えて添加するようにしてください。

メチレンブルー水溶液の薬効

薬の強さ
弱い
強い

メチレンブルー水溶液は魚の薬の中でも毒性の低い薬です。色素材のため、水に入れた時にかなり濃い色になりますが、日にちが経つほど色は薄くなり効果も弱まります。白点病の原因であるウオノカイセンチュウやコショウ病の原因であるウーディニウムといった寄生虫に効果があります。また、水カビ病の原因である真菌にも効果が期待できます。

しかし、カラムナリス菌やエロモナス菌が原因となる尾ぐされ病や松かさ病、といった感染症には効果が期待できません。感染症には観パラDグリーンFゴールドエルバージュエースを使用しましょう。

水草やバクテリアにはダメージあり

メチレンブルー水溶液は水草やバクテリアにダメージを与えてしまうため、枯れたり濾過能力が低下するリスクがあります。お魚だけ飼育している場合は隔離水槽を用意せず、直接水槽に添加することをおすすめします。

メチレンブルー水溶液を入れすぎたら換水する

メチレンブルー水溶液は魚への毒性がそこまで高くない薬です。そのため、少し入れ過ぎたくらいでは死んでしまうということはほとんどありません。しかし、極端に弱っている状態や感染症であるカラムナリス菌やエロモナス菌にはメチレンブルー水溶液は効果がないので、それらが原因で魚が死んでしまうことはあります。

メチレンブルー水溶液を入れすぎてしまい、心配の場合は新たに希釈した薬液を用意することをおすすめします。

メチレンブルー水溶液の代用

メチレンブルー水溶液は水草やバクテリアにダメージがあるため、水槽を隔離して使うことが推奨されています。しかし、水槽全体をトリートメントしたいといった要望があると思います。

その場合は水草がある水槽に使っても平気なアグテンヒコサンZといったマカライトグリーン液を使うと良いでしょう。

メチレンブルー水溶液を使う前に用意するもの

  1. メチレンブルー水溶液
  2. 2Lペットボトル
  3. スポイトor注射筒or計量カップ

ペットボトル

隔離水槽の水量を計るのに重宝します。予め水量が分かる容器に入れるならペットボトルは必要ありません。

シリンジまたはスポイト

シリンジ

薬液を水槽もしくはペットボトルに入れる際に必要になります。注射筒が一番やりやすいです。小型容器で薬浴する場合は0.1ml単位で量れる注射筒が必要になります。100均にならほぼほぼ売っています。

メチレンブルー水溶液の計算方法

青いパッケージのメチレンブルー水溶液は「飼育水60Lに対し本剤を10〜15mlを添加する」という小型水槽向けには実用的でない説明が書かれています。メチレンブルー水溶液を活用した治療は基本的に隔離して行うのでベタや金魚のサイズによっては6L〜10Lほどで十分な場合がほとんど。今回は1Lあたりの必要溶液を算出していきます。

1Lにつき0.16ml〜0.25ml

メチレンブルーの計算式

60L あたり= 10〜15mlの薬液が必要になります。
従って、
10〜15ml ÷ 60 をすれば、 1Lあたりの量が導き出せます。

計算すると1Lにつき0.16ml〜0.25mlとなります。


上記の量をメチレンブルー水溶液の容器から直接入れるのは至難ですので、0.1mlづつ量れる注射筒を使って水量がわかっている容器に入れていきましょう。

メチレンブルー水溶液の使い方
▲シリンジを差し込んだ方がやりやすい

また、メチレンブルー水溶液を取る前に、2Lペットボトルで隔離水槽が何リットル分あるのかを把握しておく必要があります。 6リットルの水量なら 0.25ml(1Lあたり) × 6L(水量) =15mlが適正添加量になります。

キリの良い数字で揃えると管理しやすいです

メチレンブルー水溶液の使い方

計算通りにメチレンブルー水溶液を入れるとかなり青くなります。逆に薄すぎる場合は量が足りない、間違っている可能性があります。

メチレンブルー水溶液の薬浴期間

効果は5〜7日

メチレンブルー水溶液の効果は5〜7日になります。効果を感じられない場合は、新しい水にメチレンブルー水溶液を溶かしたものと入れ替えて継続させましょう。

薬浴の戻し方

水換えは1回で行わない

メチレンブルーの薬浴から一気に真水に戻すと魚がビックリしてしまいますので、1日事に半分の水を入れ替えるように行いましょう(塩を加えてるなら尚更)。3日〜4日目にはだいぶ薄まっているので水を全交換しても良いでしょう。水槽に戻す場合には水合わせを忘れずに。

STEP
薬浴を止める1日目

半分の水替えを行う。全体の50%が換水されたことになる。

STEP
薬浴を止める2日目

2日目も半分の水替えを行う。全体で75%が換水されたことになる。

STEP
薬浴を止める3日目:飼育水へ戻す

3日目には全ての水を入れ替える、もしくは飼育水へ戻します。この時に水合わせを行わないとストレスを与えてしまうので水合わせを

メチレンブルー水溶液の使用容量早見表

メチレンブルー水溶液の使用容量早見表

小型水槽に入れる場合
1L0.25ml
2L0.5ml
3L0.75ml
4L1ml
5L1.25ml
6L1.5ml
7L1.75ml
8L2ml
9L2.25ml
10L2.5ml

メチレンブルー水溶液によくある質問

メチレンブルーの効能は?

白点病の原因であるウオノカイセンチュウやコショウ病の原因であるウーディニウムといった寄生虫に効果があります。また、水カビ病の原因である真菌にも効果が期待できます。効果の期待できない病気はこちらを参照ください。

メチレンブルー水溶液を入れすぎたら

メチレンブルー水溶液は魚への毒性がそこまで高くない薬です。そのため、少し入れ過ぎたくらいでは死んでしまうということはほとんどありません。心配の場合は新たに希釈した薬液を用意することをおすすめします。

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