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水槽用バックスクリーンライトを自作グラデーション素材も掲載

水槽自作バックスクリーンの作り方

水草水槽の背景を自然の空模様のように演出できるバックスクリーンライト。綺麗なレイアウトには必ずと言っていいほど使われています。しかし、GEXやコトブキなど有名なメーカーからは販売されておらず、現状はADAや個人作成からでしか入手できません。相場は60cm水槽なら2万円台と高め。今回は4000円以内で作る方法をご紹介します。

目次

水槽バックスクリーンライトの自作材料

  1. 硬質塩ビ板 白厚 厚み1mm
  2. 硬質塩ビ板 青透明 厚み1mm
  3. 接着剤(ゴリラを使用)
  4. 幅2cm角材
  5. クリップ代わりになるもの
  6. LEDライト (棒状かテープ状)

水槽バックスクリーンライトの自作材料の選び方

硬質塩ビ板 白厚の選び方

白プラスチック

白板は凹凸のないツルツルした物を選びましょう。凹凸やぼやけた材質だと綺麗に光が反射しません。また、厚さは最低でも1mmは欲しいところ。それよりも薄いとペラペラで強度に不安が残ります。

硬質塩ビ板 青透明の選び方

青プラスチック

青透明の板はセロファンでも代用可能ですが、セロファンだと水槽の照明や水槽の温度によって劣化するのが早いです。(1週間でクシャクシャになることも)濃いものだと晴天のような明るさは演出できないので、透明度の高いものを選びましょう。

接着剤の選び方(重要)

今回使用した接着剤はゴリラ。
ジェル状の速乾接着剤なので使い勝手がよく確実にくっつきます。プラスチックやゴムが接着可能と書いてあるものを選んでください。接着剤選びに失敗すると取り付け後に剥がれてしまうなどの事故が起きやすくなります。

角材の選び方

角材

幅2cmの角材は棒状LEDライトの幅に合わせて購入しています。バックスクリーンライトのフレームとなる部分に使います。フレームを作れるなら素材はなんでも良いです。

クリップ代わりになるもの

クリップ▲ホームセンターで売られていた1個80円のクリップ

100円ショップで売られているフックを逆さに付けても良いです。ホームセンターなら代わりとなる物がいくらでも安く売っています。(これらのフックは水に浸ると錆びてしまい、水槽にオレンジ色の跡がついてしまう可能性があるので水位には気をつけましょう。)

LEDライトについて

LEDライト▲これは30cmタイプ

LEDライトは棒状の物がおすすめです。30cm以上から売られています。光量調節がついても1500円前後とかなり安いです。水槽用ライトだと3000円を超えてきますが、水槽用を買う意味はありません。

以下の商品がこの記事で使用した実際のLEDバーライトになる。

バックスクリーンライトの作り方

凝った制作技術は特に必要ありません。用意した材料を貼り合わせていくだけになりますので制作時間は30分もしないでしょう。

白板に角材を付けていく

板と貼り合わせる▲はみ出た部分はヤスリなどで削ろう

背景となる白色プラスチック板に角材を貼っていきます。この部分はLEDライトをスムーズに付けるための厚みになります。

貼り合わせる▲斜めにすると歪むので注意しよう

背景色板を被せる

角材を貼り合わせたらその上に背景色となる水色プラスチック板を貼り合わせます。この部分はモタモタしていると接着剤が乾いてしまい粘着性が欠けてしまうのでスピーディの行動しましょう。

また、貼り合わせた後からも脇から接着剤を塗るなどして強度を高めましょう。目立たない下部分をテープで固定してしまうのもあり。

この部分はしっかり付けないと取り付け後にパッカリ剥がれるなんてこともあるので要注意です。

LEDライトを調整しながら取り付ける

LEDを取り付ける▲よく拭かないと上記のように指紋だらけになる

土台ができたらLEDを付けるだけです。水色プラスチック板に光を当てるのではなく、白板プラスチック板に光が当たるように調節すると綺麗にボヤけた感じを演出できます。

このライト調整に関しては好みですので、あまり言及しません。

クリップを取り付ける

クリップを取り付ける

水槽に取りつけるクリップを最後に付けます。付ける前に水槽の幅や器具の位置を考慮しないと取り付けられなかった!なんて事になるのでよく測ってから作業に入りましょう。

筆者は隅っこにバランスよくつけたら案の定取り付け不可になってしまい、修正に時間が掛かりました。接着剤で不安なら接着剤の上から更に透明なテープで固定しても良いでしょう。

まとめ:使用感

バックスクリーンライトの自作▲実際の使用感

正規品の代替として

実際に使ってみると大きな違和感なく、バックスクリーンライト特有の晴天のような背景を演出できます。正規品は3万円ほどかかる事を考慮すると圧倒的コスパに優れているのには間違いありません。

本来使うはず?の2万5000円で別の物に使えるようになるなら、むしろ当分いらないなって思ってしまうほど。安くて綺麗なバックスクリーンが欲しい方は是非試して見てください!

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