


ファイヤースパイニーイールはカンボジアやマレーシア、タイなどの熱帯地方に生息するトゲウナギの一種です。(棘のあるウナギと呼ばれるグループに属しているだけでウナギとはまた少し違います。)この記事では、ファイヤースパイニーイールの飼育方法についてまとめていきます。
ファイヤースパイニーイールの基本情報 | |
大きさ | 20cm〜100cm |
水質 | pH6〜7 |
硬度 | 5〜12 |
水温 | 24度〜28度 |
寿命 | 8年〜10年 |
学名 | Mastacembelus Erythrotaenia |
別名 | レッドスパイニーイール |
参考価格 | 4000円〜 |
ファイヤーと付く名前の通り、赤いラインが入っているのが特徴的。個体と状態によって発色が変わってくるようで、稚魚の時はラインが黄色や琥珀色になります。
ワイルドは雑食性が強く、小魚や水草、エビなど様々な物を捕食します。大型の魚であるため、小型熱帯魚と混浴させると餌と認識して食べられてしまいます。飼育下では草食性はほぼ失われ、食べることは滅多にありません。
ファイヤースパイニーイールは動く魚を餌と認識する傾向があるため、別種との混浴はできるだけさけ、ファイヤースパイニーイールのみで飼育するのが理想的です。もし混浴させたい場合は5匹程のグループが作れるようにすると緩和させることができます。
元々、ファイヤースパイニーイールは流れの少ない川や氾濫原といった水流の弱い所に生息していたこちから水流は弱い所を好みます。
ファイヤースパイニーイールは日中隠れる性質があるため、浮草や流木、石を多く配置してあげるのが良いです。
ファイヤースパイニーイールは元より泥だらけの所に生息する生き物であるため、身体を隠しだがります。砂利よりも細かなサンド系にしてあげるとストレス緩和に繋がるでしょう。塩ビ管などは好んで活用してくれます。
まだ導入したばかりの小さな個体はアカムシをメインにあげると食い付きが体型維持をすることができます。食べない場合は目の前でスポイトであげるなど工夫してみましょう。
大型になるにつれて小型魚も食べるようになります。アカムシを上げ続ける場合は白点病などにならないように掃除をこまめにする必要があります。
いかがだったでしょうか?
ファイヤースパイニーイールは水族館で見かけて調べてみた人も少なくないはず。ショップによっては普通に販売されているので環境が整っている人は是非飼育にチャレンジしてみては?