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この記事ではエンドラーズライブベアラの適した水槽や育て方、寿命や餌、繁殖の仕方などを紹介しています。
エンドラーズライブベアラの基本情報 | |
大きさ | 2.5〜3.5cm |
水質 | pH7.0〜8.5 |
硬度 | 12〜25 |
水温 | 22度〜27度 |
寿命 | 2年〜3年 |
学名 | Poecilia wingei |
分類 | カダヤシ目 カダヤシ科 |
別名 | エンドラーズグッピー |
参考価格 | 250円〜 |
エンドラーズライブベアラはグッピーの原種に近いとも言われています。メスはオスよりも大きく、グレーに近い地味な色合いです。ショップで販売されている色鮮やかで小さな個体のほとんどはオスです。
エンドラーズライブベアラはブリードとして販売されていることが一般的です。他グッピーと交雑するのでより綺麗な個体を作り出したい場合は専用のタンクを設ける必要があります。
エンドラーズライブベアラはグッピーと飼育方法は変わりません。水槽へ導入する際の水合わせなどを気を付ければ後は元気に育っていきます。餌はフレークで十分ですし、弱酸性でなければならないというほど水槽がうるさい種でもありません。
エンドラーズライブベアラは急激な水質変化に弱く、水合わせを行わずに水槽に入れると病気になったり、そのまま死んでしまう場合があります。
エンドラーズライブベアラは基本的に雑食ですが、小さい餌の方が好んでよく食べます。アカムシも大きいものだと食べることができず、食べられないものと判断する個体も中には発生します。
フレークはあげる際に指ですり潰したり、アカムシは適度に切って与えるなど大きさに注意してあげると良いでしょう。
エンドラーズライブベアラのオスはメスに比べて細身で色彩豊かな体色をしています。尾ひれの方にゴノポディウムと呼ばれる交接器がついているのが特徴です。
エンドラーズライブベアラのメスは常に繁殖できる状態でいるため、身体はオスよりも丸いのが分かります。また、色はシルバーのような地味な色合いで、尾ひれも短いのが特徴です。
エンドラーズライブベアラはグッピーやモーリーのようにメスの身体から直接稚魚が放たれます。少ない場合は数匹、多い場合には十数匹になることもあります。先述したようにメスは常に繁殖できる状態であるため、購入したメスがすぐに産むケースも珍しくありません。
稚魚はフレークを指ですり潰した餌も食べるので飼育は簡単です。
エンドラーズライブベアラの親魚が稚魚を食べるケースはグッピーやモーリーと比べると少ないとも言われますが、他の魚に食べられる事もありますし、親魚も食べる場合があります。稚魚をしっかり育てるなら別水槽を用意するのが無難です。
エンドラーズライブベアラはグッピーとの間でも繁殖をします。グッピーと交雑すると尾ひれがグッピーのようになります。
交雑した種はショップでエンドラーズグッピーと称されて販売もされています。美しい種として品種改良を行うブリーダーもいますが、綺麗な個体を生み出すのは難しいです。