【GEX】PHダウン剤(PH下降剤)の使い方と効果を検証
この記事ではGEXから出ているPHダウン剤の使い方と効果といった使用感に関わることを紹介しています。地域ごとの水質によって効果に変動する場合があるので参考程度にご覧下さい。
PHダウンの詳細と特徴
GEX PHダウンの製品詳細 | |
対応水質 | 淡水 |
本体容量 | 80cc |
付属品 | 計量カップ |
メーカー価格 | 900円+税 |
80ccは800L分
PHダウン剤は10Lに対して1ccを目安に入れる記載があります。30Lだったら3ccなので一見消費は少なく感じます。しかし、1回入れたからすぐにPHが下がる訳でないため、かなりの量を結果的に入れることになります。12時間サイクルで追加する形になるため、途中の水換えも考慮すると結構コスパの悪い消費かもしれません。
PHダウンの効果はほぼない?
実際に5日間添加してみましたが結果から言うとPHダウンの効果は得られませんでした。また、PHダウンが直接の原因かは分かりませんが、添加中に熱帯魚が1匹死んでしまいました。
水槽容量 | 約30L |
朝のPH | 6.6 |
夜のPH | 6.4 |
水槽によっては朝と夜(エアーありとco2あり)でPHの値が違う場合があるので、しっかり効果を確認したい場合は朝と夜のPHを事前に計測しておく事をおすすめします。
12時間置きにPHダウンを3cc加えていくので5日間で合計30cc入れたことになります。容量の37.5%を入れて効果がないとなると1本入れて下がったとしても水換えでチャラになるので非常にコスパが悪いと言えます。(2回目)
PHダウンの使い方と注意点
10Lにつき1ccを加える
10Lにつき1ccを撹拌(かくはん)させながら添加していきます。撹拌とはかき混ぜながらという意味になります。効果を感じたい場合は2倍3倍と量を増やしてみると良いでしょう。
12時間置きに添加する
説明にも書いてありますが約12時間置きに追加していきましょう。連続で入れたことでPHが一気に下がるようなことがあれば、生体がPHショックを引き起こすかもしれません。先述しましたが、12時間置きかつ10Lにつき1cc添加でも小型熱帯魚が死にました。(直接の原因かは不明)
水草に影響はある?
使用した期間とその後において水草が枯れる、溶ける、調子を崩すなどは起きませんでした。
まとめ
テトラPH/KHマイナスが良いか
GEXPHダウンの商品購入レビューの多くに他社の方が良い(テトラ)とありました。お試しとして少ない量のこちらを選んだ次第ですが、レビューは概ね合っているなと痛感。水質調整剤の分野においてテトラは長年の実績があることを考慮するとなおさらです。
ただ、ベタ水槽に使っている人は効果があるというレビューも多数見かけたのも事実。もしかしたら水草や流木、石が多かったりすると上手く下げられないといった要因があるのかもしれませんね。この商品を買うかどうかの判断材料になればと思います。