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テトラ水槽フィルターVAX-60の評価|水流や振動音は?

テトラバリューAXパワーフィルターVAX-60

テトラバリューAXパワーフィルター VAX-60は45cm水槽から60cm水槽ぐらいまでの規格で検討されることが多い外部フィルターです。水中モーターによる吸い上げなので水槽横に設置することもできる外部フィルターです。

本記事ではテトラ バリューAXパワーフィルター VAX-60の評価レビューに加え、掃除頻度のタイミングやろ材に何を入れるべきか?水流はどれくらい強いのかについて紹介していきます。

目次

テトラバリューAXパワーフィルターVAX-60の性能

テトラバリューAXパワーフィルターVAX-60

テトラVAX-60のスペック詳細
適合水槽(目安) 60cm以下(57L以下)
定格周波数 50/60Hz共通
定格電圧 AC100V
ろ過槽容量 約3.3ℓ
本体寸法(外寸) 幅13cm×奥行21.5cm×高さ29.5cm
ホースの太さ 内径12mm/外径16mm
流通相場 4940円〜

テトラ バリューAXパワーフィルター VAX-60の濾過能力は?

テトラバリューAXパワーフィルターVAX-60は65Lまで対応できるので水槽サイズで言うと幅60×奥30×高36くらいまではカバーできることになります。(57L)ただ、水流はそこまで強くないので横幅を45cm程度に収めるか、奥行きを20cm程度に減らすかしないと上手く循環できないでしょう。

テトラ バリューAXパワーフィルター VAX-60の水流は弱め

テトラ バリューAXパワーフィルター VAX-60のデフォルトで付いているシャワーパイプは長さがあり、これを活用すると水槽広範囲に水を回すことができます。45cm水槽だとシャワーパイプ使用時はちょっと強く感じるかもしれません。しかしシャワーパイプを付けずに使用した場合は水流を一方向にできることもあり、そこまで強く感じません。

60cm水槽に置き換えると奥行き20cm水槽なら水流と濾過能力的に問題はないですが、奥行き30cmになると水流が物足りなく感じるでしょう。また、濾過も追いつかないです。

色々な要因で水流は弱くなる

大きい水槽になるほど水槽クーラーの設置などが必要になるため、連結させる事で水流が弱まってしまいます。また、ホースの距離が長ければその分水流も弱まります。

向いている水槽は?

先述した濾過性能と水流を考慮すると以下の水槽での使用がおすすめです。

テトラ バリューAXパワーフィルター VAX-60のスペック詳細
向き
不向き
水槽サイズ 水量
30cmキューブ水槽 25リットル
幅45×奥30×高30 35リットル
× 45cmキューブ水槽 80リットル
幅50cm×奥25.5cm×高34cm 35リットル
幅60cm×奥20cm×高28cm 29リットル
× 幅60cm×奥行30cm×高45cm 73リットル
幅60cm×奥20cm×高28cm 29リットル
幅90×奥22×高30 54リットル

テトラ バリューAXパワーフィルター VAX-60の電気代は1日いくら?

1kWhあたり25円(2021年.全国家庭電気製品公正取引協議会 新電力料金目安単価(税込))とした場合、テトラ バリューAXパワーフィルター VAX-60の電気消費は7.7W/50Hz〜8.4W/60Hzなので、24時間稼働させると1日あたり4.6円〜5円程度になります。1ヶ月30日計算でも138円〜151円程度と経済的です。

テトラ バリューAXパワーフィルター VAX-60の掃除頻度は?

テトラバリューAXパワーフィルター VAX-60は空箱に好きな濾材や荒目マットを入れて運用することが出来るので、人によって手入れのタイミングが違います。ですが、デフォルト仕様でも濾過能力を高く維持しながら半年以上運用しても問題ないくらいです。

おそらくブラックスポンジ、カーボン、ウールを合計して8枚入れる編成により大きな塊として貯まらないのがポイントになっているようです。ブラックスポンジを減らし、ろ材を詰め込む場合、すぐに汚れてしまう可能性があります。

といっても運用時に以下のような取っ掛りが生じたら掃除の時期が来たと思って良いかもしれません。

  1. 最近濁りが取れなくなってきた
  2. 苔(髭苔、糸苔など)の抑制が難しい
  3. 水流が落ちた
  4. 本体を揺すったら排水から汚れが溢れた
  5. 水槽をリセットする

テトラバリューAXパワーフィルター VAX-60の評価

テトラバリューAXパワーフィルター VAX-60はどんなフィルター?

テトラバリューAXパワーフィルターVAX-60

テトラバリューAXパワーフィルターVAX-60は水中モーター水を汲み取る外部フィルターになります。水槽内に水中モーターをセットすることになるのでレイアウトによっては景観が損なわれ、水草を植えるポイントも注意しなければなりません。

45cm水槽レイアウト

フィルターは頑張ってもなかなか隠すことができません。

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ろ材などは全てセット

テトラバリューAXパワーフィルターVAX-60は、ろ材やホース、フィルターマットなど全て一式揃った状態でも販売されています。だいたい5000円前後で購入できます。機能面も含めコスパは良いと言えるでしょう。

エア噛みしない

テトラバリューAXパワーフィルターVAX-60は水中モーターによる汲み取りなのでエアー噛みで異音がするということはありません。水中モーターがガラス面に接触していれば異音がしますが、ホースやパイプの角度を変えれば無音で運転することは可能です。

テトラバリューAXパワーフィルターVAX-60は故障しやすい?

テトラバリューAXパワーフィルターVAX-60は経年劣化で水中モーターが上手く水を吸い上げないことがあります。大体は空回しが原因となるので一旦水中に沈めて電源を入れることで復活する事があります。

筆者のVAX-60もだいぶ使い倒しているので水中モーターを沈めて稼働させたのち、ホースを繋ぐという面倒な立ち上げをしています。不思議なのは水換え時には、最低水位を下回っても問題なく動く点です。おそらく始めの流動だけ確立すれば問題なく動作するということなんでしょう。気になる人はモーターだけ買い直すのもアリです。

掃除はパッキンの位置に注意

テトラバリューAXパワーフィルターVAX-60の掃除頻度は少ないと前項目で紹介しましたが、掃除する際には注意が必要です。

内部の水漏れを防止するパッキンの位置がズレていたり、ろ材の量が多いとフィルター稼働時に見えない隙間から水がどんどん溢れてきます。かなりの惨事になりますのでパッキンの位置がしっかりくっ付いているか、余計なものは挟んでいないか、ろ材は詰めすぎていないかを十分確認しましょう。

類似する外部フィルターとの比較

エーハイム2213

人気の高いエーハイム2213。ろ材コンテナは3リットル分入れることが出来ます。(濾過槽自体は3.5リットル)純粋な濾過材の容積を比較すると若干こちらの方が多く入るでしょう。また水流もこちらの方が強い印象です。

水中モーター式ではないので、水槽内を広く見せることが可能。エーハイム2213は流通量が中古でも揃えることできたり、修理パーツも豊富に出回っているので故障や不調に対応したいと考えている方はこちらの方が良いでしょう。

テトラVAX-60評価まとめ

テトラバリューAXパワーフィルターVAX-60は買うべきか?

テトラバリューAXパワーフィルターVAX-60は水中モーターの大きさは気になるものの、濾過能力やメンテナンス頻度はかなり高水準な水槽フィルターです。60cmはワイドサイズでの運用は厳しいかもしれませんが、45cmタイプの水槽なら非常にマッチします。筆者的には45cm水槽ワイドがベストです。

価格はアクアショップでも5000円以内で購入できることがあるため、リーズナブル。ネットでも送料を除き4900円から販売されているのを見受けます。チャームなら送料無料範囲での販売もあるので是非購入してみてはいかがでしょうか?

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