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水槽(水中)にダンゴムシ?ミズムシ・水ゲジの発生原因と駆除の仕方

ミズムシ(水ゲジ)の駆除と対策

水草のある水槽やビオトープなどを管理していると水中にダンゴムシのような虫を見つけることはありませんか?しかも地味の動きが早くゲジゲジに見える人も。

本当に気持ち悪いですし、どこからやってきたのか?正体は?害はあるのか?など疑問に思いませんか?本記事ではそんな水中ダンゴムシことミズムシ(水ゲジ)について紹介していきます。

目次

水中ダンゴムシ?ミズムシ(水ゲジ)の正体は?

ミズムシ(水ゲジ)
ミズムシはヨコエビにも似ている

ミズムシ(水ゲジ)はどんな生き物?

ミズムシ(水ゲジ)はフナムシやワラジムシの近縁種で唯一淡水で棲む水生生物です。見た目は歩いている姿はゲジゲジのようで、その場にとどまっている時は身体を丸くしていることが多いため見かけたタイミングではダンゴムシのように見える人も少なくありません。体長は大きくて1cmほど。大きい個体は1.5cmある場合があります。

ミズムシ(水ゲジ)は無害な生き物

ミズムシ(水ゲジ)の餌として藻類や枯葉、生き物の死骸を食べます。食性はエビに近いかもしれません。熱帯魚などの生き物を襲って食べることは無いため実質無害。シュリンプ水槽などでも発生しやすいです。

ミズムシ(水ゲジ)の発生原因は?

ミズムシ(水ゲジ)
ビオトープに大量発生したミズムシ

富栄養化で発生しやすい

ミズムシ(水ゲジ)は水質悪化にめっぽう強く、水槽内でも発生する場合は富栄養化が原因が挙げられます。

水草に付着している場合も

ミズムシ(水ゲジ)は小さな水草にも付着していることが多く、気づかずに水槽内に入れてしまう場合があります。フレイムモスなどのモス系は特に気づきづらいので注意。

アクアショップで水草を買う際は培養カップ意外は基本的に付着している可能性があると判断した方が良いですのでしっかり洗うようにしましょう。

ミズムシ(水ゲジ)の駆除と発生対策は?

「水草その前に」を使用する

「水草その前に」は水草のトリートメント剤として、どこのアクアショップでも200円ほどで置かれています。2Lに1袋を入れ、そこに水草を10分つけておくだけというもの。害虫の駆除だけでなく卵も除去ができます。死骸や生き残り、薬を洗い流す意味でもよくすすぎましょう。

水道水でよく洗う

水草その前にを買い忘れてしまったり薬品を使いたくない人は水道水でよく洗うだけでも違います。水に浸して置くと水草から離れて除去できることもあります。卵は見えづらいので取り損ねる場合があります。

ホースで吸い取る

水ゲジは逃げ足が早いため水草や流木、石の隙間などに逃げこんでしまいます。見つけた際はホースで吸い出してしまいましょう。ちなみにメスの水ゲジは卵を腹に抱えるので個体ごと除去すれば繁殖は防げます。

富栄養化を避ける(水換えを行う)

一度発生してしまうとそもそも除去しない限り水換えをしてもいなくなりません。富栄養化時はプラナリアなども発生するので、水槽を立ち上げたばかりの時などは、そちらの対策としても水換えは頻度よく行いましょう。

5cm以上の魚を入れる

アピストグラマ

アピストグラマやバジスバジス、グラミーなど肉食性のある魚を入れるだけで駆逐することも可能です。

ミズムシ(水ゲジ)の対策まとめ

いかがだったでしょうか、ビオトープなら外から水生生物が混入して似たような生き物を見たことがある人もいるかもしれません。また、水槽内にも水草の持ち込みによって急に現れることがあります。

筆者はゲジやゴキブリが苦手なので初めて遭遇した時は狂乱しました。今もたまに水草に着いていると本当に不快です。同じように苦手な人は水草その前にを使ったり水草を前もってしっかり洗うことをおすすめします!

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