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熱帯魚が餌を食べてくれない時に食べる方法と対策を紹介

魚が餌を食べない場合

アクアショップで一目惚れしたお魚を自宅にお迎えしたけど、餌を食べてくれず不安になったり、餓死させてしまった経験がある人も多いのではないでしょうか。魚に餌を食べてほしいために一方的にアプローチをするとかえって食べなくなる場合があるので時には引くことも大切です。

この記事では自分でもできる考えられる魚の特性や心理の探り方を紹介。また、実際に食べないときの対処方法について紹介しているので参考にご覧ください。

目次

魚の特性と心理を知ることが大切

実は頭がとても良い

「人が近づけば餌をくれると思って近く」ぐらいの能力と思っていませんか?その認識から改める必要があります。お魚さんはとても頭がよく、最近の研究では「鏡に映った姿を自分と認識している」という驚きの報告も上がっています。

出典:大阪市立大HP大阪市立大の実験イラスト

【世界初】「鏡に映る姿は自分」魚も認識 大阪市立大とドイツの研究チームが発見


実際に筆者もカージナルテトラ10匹を対象に、30人の子供がいる教室で「餌をくれる人を認識できるか」を検証したこともあります。不登校気味の子供に餌係を任せ、数日に1度(毎日くれば毎日)餌を与えてもらいました。餌はその子供以外あげることはしません。もちろん私も餌は絶対にあげません。

その他にも魚の賢い要素

すると、どんなに子供が寄ってもカージナルテトラたちは無視して泳ぎ続けますが、不登校の子供が行く時だけ、餌が貰えると認識しているのか、必ず集まってくるようになりました。

  • 他の魚の食性を真似または理解する
  • 音を覚える
  • 手、ピンセット、ネットを判別する

普段、自宅での様子からでも上記の事は十分に把握することができます。

テトラたちはピンセットの音に反応して集まるようになっています。

なぜ魚が餌を食べてくれない?原因について

連れてきたばかりの場合

新しい環境に連れてこられたら、どんなに素晴らしい場所であっても警戒するでしょう。それは人であっても他動物であっても同じと言えます。

水合わせの段階で極少量の餌を与えてみたり、他魚が餌を食べている光景を見せてあげるのもアリかもしれません。3日くらいは様子をみてあげましょう。

餌が合っていない可能性

肉食性アリの魚の場合、フレークには一切手をつけない事も十分にあります。魚=フレークではありませんので、冷凍アカムシなどの導入を考えましょう。中には乾燥アカムシを食べてくれる個体もいます。

食いつきが悪い場合は、ピンセットを使い、魚の近くでヒラヒラさせてあげると食べてくれる場合があります。それでもなお、フレークを食べるはずなのに食べてくれない。アカムシも無視する。という場合は、フレークを細かく粉状にしてみたり、赤虫をさらに細かくしてあげたりして、小さい口にも咥えやすい状態にしてあげるのも効果的です。

陰に怖がっている可能性

餌を手で与えている人はこの可能性が高かったりします。

というのも連れてこられる際、網で捕まりますから、魚としては人の手=捕まる。という認識になっていておかしくありません。人の管理に慣れた魚になると網を入れても逃げることはせず、のんびり泳ぎ回っているものです。恐怖を少しずつ払拭するためにも、フレークであってもピンセットであげるなど手をかざさない工夫をしてみましょう。

水質が合っていない可能性

水合わせをせずドポンと入れていませんか?体を馴染ませるのに力を注いでご飯どころじゃない可能性もあります。水合わせは絶対に行いましょう。また、水槽内が汚れていると魚が怯えやすくなり餌を食べずに隠れ続けることも珍しくありません。

実は餌がいらない

すでに水槽内にミジンコやスネール、エビの抜け殻などが多くある場合は餌を貰わずに環境内にあるものだけで完結させてしまう個体もいます。バジスバジスやスカーレットジェム、オトシンクルス、ブッシープレコなどなど様々な品種・個体の熱帯魚が餌を与えずとも暮らしていく事が可能です。従って、餌を食べないのではなく、自分で見つけて食べているが正解の場合もあります。

餌を食べさせるための工夫と対策

餌を細かくすり潰す

テトラやグッピーなどのフレークタイプは既に小さい状態ですが、さらに細かくしましょう。これにより、「口に含んだのに吐き出した。」ということを回避することができます。

また、「うっかり食べたら美味かった」にも繋がるのでおすすめです。完全に食いつくようになったらすり潰す必要はありません。

ピンセットで餌をあげる

「ピンセットは餌をくれる物」と覚えさせることで警戒心を解くことができます。この最大のメリットはリセット後でも魚は認識してくれているという点です。他にも餌のあげすぎを避けることにも繋がるので良いこと尽くめです。あげる前に「水槽をカンカンする」というアクションを挟むと音と一緒に覚えてくれます。

餌をあげたら水槽から離れる

これも大事です。魚の視界から人間が消えることでも警戒を解くことができると思います。こちらとしては食べる姿を確認したいところですが・・・。慣れた後は人間が寄るだけで顔を見せてくれるようになります。個体差はありますが2〜3ヶ月で慣れてくれることが多いです。

魚の目線を考える

落ちている物を食べる、浮いている物を食べる、動いている物を食べる。それぞれ魚の目線・食性は異なります。

飼育している魚の様子に合わせてあげ方に工夫を入れてみましょう。フレークタイプの餌をあえて沈ませて落ちる瞬間を狙わせるといった方法もあったりします。魚が食いつきやすい様に色々なあげ方に挑戦してみてください。

魚は何日間食べなくても平気?

品種による。が完全回答ですが、1週間食べなくても死にません。ちなみに我が家にいるレッドテトラは導入から2週間経ってようやく食べてくれました。それでも病気・死亡する個体はいませんでした。

魚が餌を食べない時の対処方法

  1. とにかく長い目で見る。
  2. 餌を何度か変える。
  3. 餌のあげ方を工夫する。

魚が餌を食べないときによくある質問

魚を迎えた時に餌を食べないときの対処方法は?
  • とにかく長い目で見る。
  • 餌を何度か変える。
  • 餌のあげ方を工夫する。
魚は何日餌を食べなくても平気?

品種によりますが1週間食べなくても死なないケースがほとんどです。

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