地震が起きると水があふれたり、最悪の場合水槽の破損、機材のトラブルなど様々な事故が発生します。正直なところレイアウトの景観を維持することと地震対策はイコール出ない場合がほとんど…。今回は地震が起きてしまった後にあったら便利もしくはあったら助かるグッズを紹介していきます。
地震対策に役立つアイテム
アクアフランジ
フレーム水槽の隙間を埋め水こぼれや魚の飛び出しを最小限にすることができるアイテム。30cmと45cmが売られているのでサイズに合わせて用意・設置をしておきましょう。蓋をアクアフランジの上から置くとかなりの密閉度になるので非常におすすめ。
滑り止めシート
耐震マットでも良いですが、耐震マットは種類によっては吸着力がありすぎて取り外しできない場合もあります。かといって何もつけないと水槽が滑り落ちる可能性が高いので滑り止めシートは敷いておくべきです。水槽を買うとだいたい付いてるのでクリア出来ていると思いますが。
ペットシーツ
地震の時に溢れてしまった水を多少吸い取る意味でペットシーツは結構役立ちします。震度3〜4のレベルで水槽の水が溢れてしまった軽いレベルなら敷いておくだけで被害を縮小できます。コンセントカバーとして被せて置くのも効果的。
電池式エアーレーション
電源のいらない電池式または充電式のエアーポンプがあれば長期停電時には非常に役立ちます。特に夏場の場合、二酸化炭素濃度が上がりやすいため、エアーレーションがないと非常に不安。釣りに行く方は持っている人が多いようですが、そうでない人も保険として持っておきましょう。
ロカボーイ
電池式エアーレーションとセットにつければ簡易的なフィルターの完成です。
電池式の扇風機
100円ショップに300円〜500円で売られていることがある電池式もしくは充電式扇風機があると夏場の停電にも対応できます。大型水槽には対応できないので、魚だけバケツや小さい容器に入れ、扇風機を当てて水温上昇を防ぎましょう。

サバイバルアルミ保温シート
サバイバル…というキーワードが重要です。つまりは携帯用のサイズに畳まれたアルミ保温シートのことを指します。もし冬場に長期停電でもしたら温度がどんどん下がっていき、魚や水草を弱らす原因にもなります。復旧までの温度急降下を下げる意味でも保温シートがあると多少マシです。
また、サバイバルシートならコンパクトなので水槽脇に置いておいても邪魔になりません。ちなみに保冷効果はないので注意。
大判吸水タオル
洗車用などにも使うマイクロファイバータオルを用意しておくと水槽の水が大きく溢れた時などに素早く拭き取ることができます。バスタオルなどとは別に用意しておくと良いです。
大きめのタッパ
100円ショップにいけば300円〜500円で購入することができます。タッパに魚を避難させれば持ち運びも容易になりますし、蓋に穴を開けておけばエアーポンプをして蓋を密閉させることだってできます。(余震対策もできますね)
また、このタッパに上記で紹介したグッズを閉まっておけば救急ボックスになるので、いざという時に何処に何をしまったか慌てる心配もありません。
まとめ
水槽よりも身の安全を優先しよう
アクアリストあるあるですが、水槽や生体の心配はするくせに自分は二の次になっている人が多いような気がします。これらのあったら便利グッズを揃えることも大事ですが、自身の食料や水などの災害用セットを準備しておきましょう。(水は最悪水槽の水を飲めば良いでしょう)
- フランジ
- 滑り止めシート
- ペットシーツ
- 電池式のエアーポンプ
- ロカボーイ
- 電池式の扇風機
- サバイバル保温シート
- 大判吸水タオル
- 大きめの蓋付きタッパ
