



この記事ではクリプトコリネ・バランサエの植え方や大きさの活着方法、バランサエを使ったレイアウト、トリミングの仕方などの育て方全般を紹介しています。
関連記事


| クリプトコリネ・バランサエの情報 | |
| 分類 | サトイモ科 クリプトコリネ属 |
| 学名 | Cryptocoryne Crispatula var.balansae |
| 別名 | – |
| 大きさ | 葉の大きさ15cm〜 60cm以上にも成長 |
| 育成難易度 | ★★・・・ |
| 成長速度 | ゆっくり |
| レイアウト配置 | 後景 |
| 水温 | 20〜26度 |
| 水質(pH) | 5.5〜7.5 |
| 硬度(GH) | 1〜3 |
| 二酸化炭素(CO2) | なくても育つ |
| 光量/照明 | 暗くても育つ |
| 増やし方 | 株分け ランナー |
| 参考価格 | 350円〜 |
クリプトコリネ・バランサエの葉幅は狭く長くなっていくタイプ。全長は60cm以上と大きく後景に向いています。価格は安め。レトロスピラリスに類似します。バランサエは成長していくとライトグリーンからダークグリーンへと変化していきます。
成長すると50、60cmと葉が長くなるため、60cm以上の水槽がおすすめ。ただ、成長が緩やかなので、小型なうちは30cmキューブなどの水域が広い水槽で育てるのもあり。
クリプトコリネ・バランサエは大型になる水草なので、株同士の間隔は広めの方が良いでしょう。多少の感覚があっても成長するにつれて違和感がなくなってきます。大磯砂でも育ちますが、植える際は株を傷つけないように上から被せるようにするのが良いでしょう。ソイルといった柔らかい土壌であればピンセットで差し込んで問題ありません。
| 水槽規格 | まぁまぁ育つ | 十分育つ |
| 30cm | 300〜500lm | 588〜1,176lm |
| 45cm | 750lm〜1000lm | 1,500〜2,000lm |
| 60cm | 1000lm〜2,000lm | 2,550〜3,000lm |
クリプトコリネ・バランサエは陰性水草のため、あまり高い光量は必要ありません。
co2がある方が成長は促進されるため、比較的早くランナーを伸ばしてくれます。綺麗に見せる、増やす、どちらの側面で見てもco2はあった方が良いでしょう。


クリプトコリネ・バランサエは成長が緩やかな品種がほとんどです。したがって大磯砂でも十分育ちます。肥料は液肥よりか固形肥料の方がコントロールはしやすいでしょう。
クリプトコリネ・バランサエは株分け、ランナーで増えていく水草です。放っておいても増えていきますが、増殖を促進させたいなら葉2~3枚ほどある部分のランナーを切断しましょう。もっさりし過ぎたら一度抜いてから根の部分を切り離して植え直すのが良いでしょう。
茂ってくるとどこから切ったら良いか分からなくなるものですが、優先すべきは古い痛んだ葉や糸状苔や髭苔といった厄介なものが着いている葉からから切り落としましょう。痛んで穴が空いていたり、かけてしまっている、溶け始めている葉も落としていきましょう。放っておくと全体が枯れてしまいます。
長さ調整をする場合は葉に対して平たく切るのではなく斜めに切ると違和感がありません。
メンテ完了!
だいぶボルビ間引いた。
後ろのバランサエも盛り返して来たから出て来るはず。
前景は不調…テネルス系植えようと思います( ˇωˇ ) pic.twitter.com/eAPDBPg89z— Zen-tack🐟 (@zentack_fish) October 24, 2017