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この記事ではトニナspベレン産をはじめとするトニナを育てる上で必要な光量や条件、使用レイアウトを紹介しています。参考にご覧ください。
トニナの情報 | |
---|---|
分類 | ホシクサ科 シンゴナンツス属 |
学名 | Syngonanthus |
類似水草 | スターレンジ |
別名 | – |
葉の大きさ | 葉幅1~3mm 葉の大きさ3cm〜5cm |
育成難易度 | |
成長速度 | ゆっくり |
レイアウト配置 | 中景 |
温度 | 22〜26度 |
水質 | 5.0〜7.0 |
硬度 | 0〜2 |
二酸化炭素(CO2) | 必須 |
光量/照明 | 高い光量が必要 |
増やし方 | ピンチカット 差し戻し |
参考価格 | Yahoo! 1本あたり353円〜 |
Amazon 1本あたり396円〜 | |
楽天市場 1本あたり353円〜 |
葉が巻髪のようにカールするように成長していく姿が特徴的な水草です。緑というよりライトグリーンが特徴的で明るみのある水草と言えます。調子が崩れると溶けたり枯れやすいため、弱酸性7.0以下での管理が理想とされています。
トニナは成長が進むと特徴的であるカールした葉がボリュームを持たせ隙間なく生え揃います。植えた配置が近いほど密集度は上がっていくので魚やエビの隠れ家としても人気があります。中景に植栽することで低床草と後景草の間をバランスよく緑で覆い隠すことが可能となります。
水槽規格 | まぁまぁ育つ | 十分育つ |
---|---|---|
30cm | 300~500lm | 588~1,176lm |
45cm | 750~1,000lm | 1,500~2,000lm |
60cm | 1,000~2,000lm | 2,550~3,000lm |
トニナは中途半端な明るさだと葉が茶色く溶け始めたり、一部が白化し始めることがあります。調子を持ち直すには枯れている葉を切り落として環境を整え直すなどの工夫が求められます。トニナはとにかく高い光量は維持したいのでライト2つ分もしくは上記の表でいう十分に育つルーメン値は確保したいところ。
品質 | ライト名 | 規格別 詳細 | |||
---|---|---|---|---|---|
![]() | 水作ライトアップ | ![]() | ![]() | ![]() | |
ルーメン | 588〜936lm | ||||
![]() | GEXクリアLEDパワーⅢ | ![]() | ![]() | ![]() | |
ルーメン | 500~1000lm | ||||
![]() | アクロ TRIANGLE LED GROW | ![]() | ![]() | ![]() | |
ルーメン | 1000~3000lm | ||||
![]() | Chihiros wrgb2 | ![]() | ![]() | ![]() | |
ルーメン | 2300~4500lm |
CO2を添加することで光合成が活発化し、綺麗な新芽をどんどん展開してくれるようになります。綺麗な色味、形状をキープしたい。増やしたい場合はCO2は必ず添加した方が良いでしょう。調子が整うと脇芽からも新芽を出してくるためボリュームがより出てきます。
単純なトリミングを指します。トニナを含む有茎草は切った部分から枝分かれのように増えていきます。その性質を利用してカットして増やすことをピンチカットと呼びます。
トリミングした部位(本来なら破棄する草)をそのままソイルに植えることを差し戻しと言います。茎だけで枯れないの?と思うかもしれませんが、指した部分から根が出てくるので、ほとんどの有茎草は差し戻しで増やすことができます。差し戻しは水草のボリュームを増やすだけでなく、生えている領域を増やす目的で行われます。
トニナを枯らさないコツは以下の通り
水質、光量、CO2添加という基礎的なところになりますが、日本の水道水は場所によってはPHが高く硬度もある場合があるので状況によってはカチオンフィルターやRO浄水器を利用した方が良い場合があります。水替えの頻度はTDSメーターでTDS値を測りながら行うことをおすすめします。