ハイグロフィラsp.ラトナギリの育成と活着方法・ピンナティフィダとの違いは?
ハイグロフィラsp.ラトナギリはピンナティフィダと比べて切り込みが浅いことで知られるシダ系の水草です。この記事ではハイグロフィラsp.ラトナギリの育成方法や活着方法・必要な光量などを紹介しています。参考にご覧ください。
ハイグロフィラsp.ラトナギリはどんな水草?
ハイグロフィラsp.ラトナギリの情報 | |
---|---|
分類 | キツネノマゴ科 オギノツメ属 |
学名 | Acanthaceae Hygrophila |
類似水草 | ハイグロフィラピンナティフィダ |
別名 | – |
葉の大きさ | 葉幅1~2cm 葉の大きさ3~8cm |
育成難易度 | |
成長速度 | 普通 |
レイアウト配置 | 中景〜後景 |
温度 | 22〜26度 |
水質 | 6.0〜7.5 |
硬度 | 1〜4 |
二酸化炭素(CO2) | ほぼ必須 |
光量/照明 | 高い光量が必要 |
増やし方 | 脇芽による増殖 トリミングと差し戻し |
参考価格 | Yahoo! 1本あたり353円〜 |
Amazon 1本あたり1,250円〜 | |
楽天市場 1本あたり910円〜 |
ピンナティフィダとの違いは?
ラトナギリの葉方が切れ込みが浅くギザギザが見える等、多少の違いを見つけることができます。正直ぱっと見では判断がしづらいです。
ラトナギリを活着させるには?
ハイグロフィラsp.ラトナギリを活着させる場合、根を対象物に巻き付けておく必要があります。また、止水域に置いておくと活着が進まないため、水流のあるところへ置いておき、ストレスを与えて活着を促すようにすると良いでしょう。(逆に活着をさせたい場所に水流を作るのもアリ)
ハイグロフィラsp.ラトナギリの育て方
ハイグロフィラsp.ラトナギリに必要な光量
水槽規格 | まぁまぁ育つ | 十分育つ |
---|---|---|
30cm | 300~500lm | 588~1,176lm |
45cm | 750~1,000lm | 1,500~2,000lm |
60cm | 1,000~2,000lm | 2,550~3,000lm |
主な基準参考商品:リーフグロー、suisaku300~、KOTOBUKIツイン、GEXパワーⅢ、アクロtriangle
ラトナギリは光量が低すぎると葉が細すぎたり見窄らしい姿になりやすいです。水槽サイズに合わせた高い光量は確保したいところ。光量を確保することで色乗りが高まり綺麗な姿を見ることができます。
おすすめのLEDライト
品質 | ライト名 | 規格別 詳細 | |||
---|---|---|---|---|---|
水作ライトアップ | |||||
ルーメン | 588〜936lm | ||||
GEXクリアLEDパワーⅢ | |||||
ルーメン | 500~1000lm | ||||
アクロ TRIANGLE LED GROW | |||||
ルーメン | 1000~3000lm | ||||
Chihiros wrgb2 | |||||
ルーメン | 2300~4500lm |
ハイグロフィラsp.ラトナギリにCO2は必要?
CO2を添加することで光合成が活発化し、綺麗な新芽をどんどん展開してくれるようになります。CO2なしで育成した場合、葉が黄ばんでしまったり、葉に細かな穴が空いてしまったりします。また、葉幅も細奥なり過ぎてしまい、見窄らしい姿になってしまうことも。
ハイグロフィラsp.ラトナギリの増やし方
単純なトリミングを指します。ハイグロフィラsp.ラトナギリを含む有茎草は切った部分から枝分かれのように増えていきます。その性質を利用してカットして増やすことをピンチカットと呼びます。
トリミングした部位(本来なら破棄する草)をそのままソイルに植えることを差し戻しと言います。茎だけで枯れないの?と思うかもしれませんが、指した部分から根が出てくるので、ほとんどの有茎草は差し戻しで増やすことができます。差し戻しは水草のボリュームを増やすだけでなく、生えている領域を増やす目的で行われます。
ハイグロフィラsp.ラトナギリを使ったレイアウト
<準備中>
掲載協力可能な方はご一報ください。