


ミクロラスボラハナビはラスボラの仲間(コイ科)で全長が3〜4cm程度にしかならなく、体色も華やかなため観賞魚として非常に人気の高い熱帯魚です。本記事ではミクロラスボラsp.ハナビの飼育に適した水槽サイズや育て方、寿命や餌、繁殖の仕方などを紹介しています。
ミクロラスボラsp.ハナビの情報 | |
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分類 | コイ科 コイ目 ミクロラスボラ族 |
学名 | Celestichthys margaritatus |
別名 | ラスボラ・ギャラクシー ファイアーワークス・ラスボラ ダニオ・マルガリタートゥス |
大きさ | 3〜4cm |
寿命 | 1年〜3年 |
育成難易度 | |
温度 | 24〜26度 |
水質 | 6.5〜7.5 |
硬度 | 1〜8 |
繁殖 | ばら撒き |
参考価格 | Yahoo! 1匹あたり319円〜 |
Amazon 1匹あたり400円〜 | |
楽天市場 1匹あたり298円〜 |
ミクロラスボラ属の登場は1999年にクボタイ(Microrasbora kubotai)とナナ(Microrasbora nana)が新種として登録され、2007年にハナビ(ギャラクシー)が新たに新種として登録されました。
繁殖しやすい事からブリード個体が広まり現在まで人気種として割とどこでも流通するようになっています。
ミクロラスボラハナビの最大の特徴は色乗り時の美しさでしょう。日本では「花火のよう」海外では「銀河のよう」と表現されるようです。
どちらもしっくりくる表現ですね。何処と無く、渓流にいるニジマスの小型版のような印象もあるため、水草水槽では渓流レイアウトに入れることでより自然観を演出出来るのではないでしょうか。
体長は3cm〜4cmほどだから小型水槽でも変えるのでは?と思う人もいるかもしれません。しかし、オスは割とナワバリ意識が強いため、ある程度の広さで飼育するのが理想です。
1番低い水量で24L程(30cmキューブ水槽)。快適な環境を用意するなら32L程は用意したいところ。(45cmワイドタイプの水槽)
ミクロラスボラハナビは臆病な性格で知られ、隠れ家が推奨されています。水草水槽では水草の茂み自体が隠れ家になるので問題ないでしょう。
注意したいのは、ミクロラスボラハナビの元々の生息地はブラックウォーターではないため、マジックリーフやタンニンが多く出る流木を使った隠れ家の設置は避けた方が良いでしょう。
クラウンキリーを購入した場合、ショップからの持ち帰りでも通販でも、まずは水合わせが必要です。水合わせとは飼育環境とショップなどでの管理環境における水質をできるだけ合わせることを指します。
上記は水合わせの簡易的な一例になります。PHをより正確に慎重に合わせストレスを軽減させたい場合は点滴法とってエアチューブを使って飼育水槽から購入した袋へ一滴ずつ水を送り込んで調和せる方法がおすすめです。