ラスボラ・アクセルロディブルーはテトラなどのカラシン科の熱帯魚よりも小さいのが特徴です。環境に馴染んだアクセルロディブルーはグリーンネオンテトラのようなコバルトブルーが印象的で、緑が映えている水槽や少し暗めの印象がある水槽で導入される事が多いです。この記事ではアクセルロディブルーの育て方について紹介しています。
ラスボラ・アクセルロディブルーの基本情報
ラスボラ・アクセルロディブルーの基本情報 | |
大きさ | 2.5cm |
水質 | 弱酸性~中性 |
水温 | 22度〜27度 |
分類 | コイ科 |
別名 | スンダダニオ・アクセルロディ |
分布 | インドネシア |
アクセルロディブルーは超小型熱帯魚
アクセルロディブルーは最大でも2.5cm程度にしかならない超小型の熱帯魚です。青で代表格であるネオンテトラ、グリーンネオンテトラも小さいのにも関わらず、発色は強く繊細ながら輝く姿が他の熱帯魚と差別化する魅力と感じ取れます。
スンダダニオ・アクセルロディとして売られていることも
ラスボラ科と言われてきましたが、現在ではスンダダニオ科として扱われています。そのため、ショップやネットショップではスンダダニオ・アクセルロディとして販売されていることもあります。名前としてメジャーなのは「ラスボラ・アクセルロディブルー」や「アクセルロディブルー」なので、ショップやネットショップではまだまだこちらの名前で流通している事が多いです。
初心者は育てづらい一面も
ネオンテトラなどは初心者でも育てやすい丈夫な熱帯魚として有名ですが、アクセルロディブルーは超小型ゆえに環境に馴染めないと1〜2年ほどで死んでしまうこともある他、早いと導入から2週間ほどで落ちてしまうこともあります。30cm水槽(水量約14L)ならレイアウトにもよりますが、9~10匹程度が無難でしょう。
群生して泳がずバラバラにまとまる
アクセルロディブルーは群れでまとまりはしますが、みんな同一方向に綺麗に泳ぐことはあまりありません。テリトリー内を各々が好きなように泳ぎ回るため、規則性のある光景を写真に収めることは難しいです。ただ、散りばめられた姿が逆に魅力的に感じる部分でもあります。
ラスボラ・アクセルロディブルーの色揚げや飼育方法
アクセルロディブルーの餌は小さければ何でも良い
ラスボラ・アクセルロディブルーは基本的になんでも食べます。基本的に小型なのでフレークをあげるのが無難です。導入したばかりの警戒心が強い個体にはすり潰したフレークをあげるのが良いでしょう。環境に慣れるとアカムシなどの自分サイズほどの餌も食いつくようになります。
水換えは水温に気をつけよう
アクセルロディブルーは超小型ゆえに水温に特に敏感。水換え中に水温さがあることによってショック死してしまう個体もいます。特に水槽内の水温よりも低い水を加えると死の危険が高まります。できるだけ水換え時はヒーターをつけっぱにし、加える水の水温も確認して差が生じないようにしましょう。
水質は弱酸性に傾けるのが良い
水草水槽ならソイルを敷いているだけでpHが6.5〜7.5内をキープしている事がほとんどかと思いますが、中には床材が砂利だったり、龍王石などpHの上がる要素の高い水槽だとpHがそれ以上になることも。
マジックリーフやヤシャブシの実、紅茶パックなどを入れるとpHを下げる事ができるので、調子が良く無い、色揚げが上手くいかない場合は試してみましょう。
アクセルロディブルーの色揚げ方法
色揚げに適している餌としては「キョーリンのネオプロス」や「ひかりクレスト カラシン」などを与えるのが良いでしょう。また、水質はできるだけ弱酸性に傾けたいので、先述したとおりマジックリーフなどを加えて育てるのがおすすめです。
水流の弱い領域を好む
アクセルロディブルーは水槽内の水流の少ない領域を好んで泳ぎ回る傾向にあります。
アクセルロディブルーの価格相場について
ショップでの平均は400円前後
地域にもよりますが、1匹あたり400円前後が標準価格。東京新宿区などは1匹あたり750円と高すぎる場合があるので、購入する店選びには要注意です。