AMONIDA・Poafamx水槽クーラーを実際に使ってみた
Amazonにはエーハイムやゼンスイ、GEXなど。有名な水槽関連器具と比べ、大きく値段が下がり、かつ見た目はどう見ても一緒・・・。というコピー商品?とも思える物が売っているのをご存知だろうか?今回は水槽にとって必需品である水槽クーラーについて実際の使用感を踏まえ書いていきたいと思います!
AMONIDA・Poafamx水槽クーラーのスペック
AMONIDA・Poafamx水槽クーラーの基本情報
Poafamx水槽クーラーの基本情報 | |
適正水量 | 20~35L |
大きさ | 横11.5cm 奥行き11cm 高さ19cm |
ホースの太さ | 内径8cm |
定格電圧 | DC12V |
参考価格 | 13,000~18,000 |
適正水量の35Lというは30cm〜45cm水槽または60cmスリム水槽を指します。
ホースは一番細いタイプ
内径8mmのホースというのは外径12mmのホースのことを指します。小型フィルターで使われているホースでアクアショップやネットでも販売されています。Poafamx水槽クーラーに付属しているホースは屈折すると水流がストップしてしまうほどホースが柔らかいです。
AMONIDA・Poafamx水槽クーラーの性能は?
夏場は最大7℃以上下げる力あり
私の部屋は夏場28度のクーラーを入れても水温が31度になってしまいます。(おそらく照明の熱さの影響。)このサーモスタッドは設定した温度の最低値まで温度を下げてくれます。
▲24.4℃まで下げるとクーラーがストップする。(実際に24℃まで下げました)
その後は、設定基準温度より高めに設定されている上限値になるまでクーラーが作動しません。上から下までの温度振り幅が2度とという誤差を除いては驚異の下げ幅です。商品説明では35L目安となっていますが、実際に使ったのは48L水槽。
10Lも多い水槽で実現できているんですから、調整機能としては超優秀です。
相性の良い外部フィルターが少ない
基本的には外部フィルターに装着して使用するのが普通だと思います。しかし、この水槽クーラーは内径8mmホース使用のため、相性の良い外部フィルターは少ないです。併用できる外部フィルターは以下の通り。
コトブキ パワーボックスSVミニ
少ないと思うかもしれませんが、そもそもの規格が35L推奨なので、30Lを対象としたフィルターとしか合わないということですね。裏技として内径12mmのフィルターに無理矢理繋げて使うこともできます。この場合、破損する可能性が極めて高いことを忘れないでください。
テトラクールタワーであれば変換ジョイントがついているので、無理矢理装備させる必要もないので中型水槽に使いたい場合は、Poafamx水槽クーラーでない方が良いかもしれません。
水流の強さについて
水流はあまり強くありません。
AMONIDA・Poafamx水槽クーラーの音は?
音はデスクトップPCの音に近いです。また、スイッチ起動率が高いため、絶えずファンの音が鳴っている状態を想像した方が良いかもしれません。
AMONIDA・Poafamx水槽クーラーの使い方
温度設定のやり方
説明書は日本語でないため、使用するのに苦戦する人が多いようです。中には冷えなかったというレビューをしている人がいますね。使い方を間違えるとまともに作動しませんが、やり方は簡単です。
- 電源を入れる
- セットボタンを長押し
- プラスマイナスで大きい数字(基準温度)を動かす。
- エンターで設定完了
▲基準温度は一番大きい文字となっている。
設定後は、水槽内の温度が設定した温度の所に表示されます。
まとめ AMONIDA・Poafamx水槽クーラーは買うべき?
買うメリットはほぼない
謎のメーカーが作っているサーモスタッド。水槽ヒーター・水槽クーラーと書いてありますが、実際にヒーター機能はないようです。クーラーのみの導入を考えているならテトラクールタワーの方が安く、かつ、しっかりとしたメーカーが作っているのでそちらを購入するのが良いでしょう。
メーカー保証などがないため、人によっては使えなかった。なんてことがあれば金をドブに捨てるようなものです。その場合、ショップでの返品やメーカーに直接話が伝えられる大手メーカーの商品を購入した方が良いでしょう。付属のホースはクニャクニャしているため、取り付けは面倒です。可能であればしっかりした内径8mmホースを別途購入することをオススメします。