


エーハイムやテトラなど大型フィルターになると水中ポンプではなく、吸込管の中を水で見たし空気を追い出す力を利用して循環させる原理を用いて稼働させることとなります。そこでフィルターに水を呼び込むことを「呼び水」と言います。初めて外部フィルターを使う方は呼び水をした時に水槽の水を誤って飲んでしまったり、周りを水浸しにしてしまったりとなかなか上手くいかないのでメンテナンスも億劫になる方は割と多いのではないでしょうか。今回はそんな面倒な「呼び水」を簡単にできる便利グッズの紹介をいたします。
「呼び水」は外部フィルターに水を満たし水槽とフィルターの水流を作り出す事象のことを指します。誘い水とも言います。フィルターの位置を水槽よりも下にすればサイフォンの原理を使って呼び水をより簡単に行うことも可能です。
水槽フィルターの説明書にも書いてありますが、水槽の水をホースで吸い出す必要がありますが、それを「口で吸え」というのが一般的なやり方です。「誤って飲まないようにしましょう」という注意書きがありますが、そもそも、空気を吸い込みたくない人もいるのではないでしょうか。
また、毎度新品なホースを用意できるとも限りません。その場合、汚れたホースや苔まみれのホースを口に咥えることに?それは避けたいものです。呼び水ができない人の多くは「口で吸う」のが嫌な人がほとんどだと思います。
ブロアーとはパソコンやカメラなどの精密機器のホコリを取り除くスポイトのようなもの。この道具さえあればホースに口をつけて水を呼び込むなんてことはしなくて良いのです。ブロアーはダイソーやセリアなど100円ショップ(100均)で売られているのでメンテナンス道具として購入しておくことをおすすめします。
本来口で咥える部分をブロアーの後ろにくっつけます。多少隙間が出来ても問題ありません。上手くできなかったら尖っている方を差し込んでも良い。(どっちをくっつけても変わりない)
後ろをくっつけたらあとは数回プッシュするだけ。これで水槽の水を簡単に呼び込むことができる。
エアーチューブの呼び水(水合わせの点滴法)を行う時にも活用することができます。先端が細い方とチューブをくっ付ければ簡単に水を引き寄せることができます。
ブロアーはとても便利かつ、安全に呼び水できるのでおすすめです。実はエーハイムから「スターター」と呼ばれる呼び水用パーツが販売されています。1700円くらいするのでブロアーの方が圧倒的におすすめであることがわかると思います。
100均ではアクアリウムに使える便利グッズが多いので他の記事も参考に見てみてください。