


この記事ではEAコンテスト(水草水槽レイアウトコンテスト)に出展した気孔石(黄虎石)を使った水槽レイアウトの立ち上げにかかった費用や道具、機材などを紹介しています。
気孔石を使った水槽で管理するポイントなども掲載しているのでこれから気孔石(黄虎石)を使って水槽を立ち上げたいと思っている方はレイアウト構図など是非参考にご覧ください。
作品タイトル | 濁流 |
---|---|
EAコンテスト | No.9 |
60cm水槽のレイアウト情報 | |
---|---|
水槽スペック | ADAアクアスカイ602 60cm×30cm×36cm |
低床素材 | ADAアクアソイルアマゾニア9L×2 |
フィルター | ADAスーパージェットフィルターES300 |
照明器具 | ADAアクアスカイ602 |
光量 | 3,600~4,200lm |
LED点灯時間 | 12時間 |
二酸化炭素 | 1秒1滴(8時間) |
換水頻度 | 1週/1回30~40% |
ラスボラへテロモルファ | ヤマトヌマエビ |
水草 | 約10,000円 |
---|---|
流木・石など | 約8,535円 |
機材・備品 | 約103,600円 |
総額費用 | 約119,135円 |
川の激流が土砂を運んで地形が作られた…という設定を元に遠近感を重視してレイアウトしました。
気功石(黄虎石)はかっこいいレイアウトを作りやすいので初心者にもお勧めする事ができます。目が細かく、脆いので加工(削ったり、割ったり)してさまざまなレイアウトにすることもできます。
今回は初めから注水して管理する方法ではなく、ミスト式で水草を育ててから注水する方法を選びました。
以上のメリットがあるので初めて水草水槽を立ち上げ初心者に特におすすめです。何より成長が速くて観察が楽しいというのもポイントの一つです。
実際使った機材を揃えるのはADAの製品のため、大変ですが、エーハイム水槽や低コスパLEDライトを使用すれば本格的に水草水槽を始めたいという方にも同様の水槽レイアウトを作ることができますよ!
エーハイム60cm水槽EJ-60+外部式フィルター2213 セット | ||
---|---|---|
Yahoo! 14,660円 | Amazon 取扱なし | 楽天市場 12,476円〜 |
アクロ TRIANGLE LED GROW 600 | ||
Yahoo! 9,300円〜 | Amazon 12,650円〜 | 楽天市場 9,300円〜 |
チャームCO2フルセット | ||
Yahoo! 6,526円〜 | Amazon 8,100円〜 | 楽天市場 6,526円〜 |
リーフプロソイル ノーマル 8L | ||
Yahoo! 1,512円〜 | Amazon 1,780円〜 | 楽天市場 1,512円〜 |
水草はレイアウトに使う品種が異なるが、上記の代替品で揃えればおおよそ3万1000円ほどで設備が整うことになる。入門としては始めやすい!
石と流木を組み込み、リシアを植え込んだ時点でミスト式育成がスタート。ソイルは低床が浸るくらいに注水。乾燥を防ぐために水槽全体にラップを巻いて放置して成長を見守ります。
ミスト式はレイアウトが崩れにくくなる、ソイルの栄養が抑えられる、簡単に絨毯ができる、エビに引っこ抜かれないというメリットがあるので初めて水草水槽を立ち上げ初心者におすすめ。何より成長が速くて観察が楽しい!
しばらくするとニューラージパールグラスの絨毯が出来上がり!まだ植えていない後景草を植えていきます。
注水をする前に後景であるパールグラスやグリーンロタラ、ロタラspHra、ロタラナンセアンを植栽していきます。前景の一部にアラグアイアレッドシャープリーフハイグロも配置。
注水して2週間ほどの様子。後景草も成長し始め少しずつ頭が見えています。ニューラージパールグラスも少し厚みが増して水中葉らしい柔らかみが出始めています。
完成時の写真。左右の端にまでニューラージパールグラスが行き届き始めていますね。右側を見るとニューラージパールグラスが垂れ下がるようにカバーしているのが見て取れます。
ニューラージパールグラスはボリュームの出る水草なのでこれほど大きい気孔石でないと素材が埋もれて迫力が出ないかもしれません。
気孔石は目が細かくて加工(削ったり、割ったり)しやすくて、かっこいいレイアウトを作るのに向いています!