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コンゴテトラの飼育|寿命や混泳・オスメスの違いを紹介

コンゴテトラの飼育方法

コンゴテトラはヒラヒラとしたヒレを持ち大きさもあるカラシン目の熱帯魚。水質にうるさくなく、丈夫なため初心者でも飼いやすい熱帯魚です。45cm水槽のサイズから導入を検討される人も多いようです。この記事ではコンゴテトラの適した水槽や育て方、寿命や餌、繁殖の仕方などを紹介しています。

目次

コンゴテトラはどんな熱帯魚?

コンゴテトラの飼育方法
コンゴテトラの情報
分類カラシン目
アレステス科
学名Phenacogrammus interruptus
別名コンゴーテトラ
生息地アフリカ・コンゴ
大きさ6〜10cm
寿命4年〜6年
育成難易度
温度22〜28度
水質6.0〜8.0
硬度3〜18
繁殖産卵型
参考価格250円〜

中央アフリカやコンゴが原産のカラシンの仲間。カラシンといえば3cm程度の大きさ(主にネオンテトラなど)を想像しますが、コンゴテトラはその倍以上の大きさに成長します。まるでレインボーフィッシュやグッピーの掛け合わせのようなヒレを背鰭、尾鰭、腹鰭に持っているのが最大の特徴です。

オスとメスの見分け方

オスはメスよりも大きくヒレの発色も良いのが特徴。大きいと10cm以上になる場合があるので小さい水槽では管理が難しかったり、ヒレが萎縮や破れてしまう要因になったりもします。繁殖は卵を撒き散らす散乱タイプになります。

混泳:エビは要注意

コンゴテトラは雑食性のため、チェリーシュリンプや稚魚といった小さい生体は食べる事があります。一度食べてしまうと味を覚えてしまうので隠れ家が豊富にあったとしても混泳は厳しいです。また、成熟し群生したコンゴテトラはヤマトヌマエビなど大きなエビも襲う場合があります。

コンゴテトラの飼育に必要なもの

中型水槽で飼育する場合

ここでは中型水槽は横幅30cm以上、60cm未満の水槽と定義します。
水槽のサイズと水量は水槽サイズ一覧をご覧ください。

濾過フィルターろ過フィルターは飼育するのに必需品です。ろ過フィルターがないと水の汚れが早まり魚がすぐに死んでしまいます。30cm〜45cmの中型水槽では外部フィルターがおすすめです。
▶︎ 30cm水槽向け外部フィルターおすすめ一覧 
▶︎ 45cm水槽向け外部フィルターおすすめ一覧
▶︎ 外掛けフィルターおすすめ一覧
水槽ライト水槽用のライトの明かりは人間で例えると太陽のようなものです。水槽用ライトがないと魚は健康的に育たず、綺麗な体色になりません。
▶︎ 30cm水槽ライトおすすめ一覧
▶︎ 45cm水槽ライトおすすめ一覧
エアレーションエアレーションは通称ブクブクです。夏場は水中のco2濃度が上がるのでブクブクがないと死んでしまう恐れがあります。
ヒーターヒーターは10月〜4月頃まで必要になるアイテムです。魚の多くは20度以上の水温が必要なので加温できるヒーターは必須です。
▶︎ 水槽用ヒーターおすすめ一覧
水槽用ファン水槽用ファンは5月〜9月頃まで必要になるアイテムです。夏場は高水温になると魚が死んだり、コケ(藻)が発生するので必須です。
▶︎ 水槽用ファンおすすめ一覧
水槽用クーラー水槽用クーラーは5月〜9月まで必要になるアイテムでファンの上位互換です。ファンで水槽が冷えない時は水槽用クーラーを導入するしかありません。ファンで冷える時はクーラーはいりません。
▶︎ 水槽用クーラーおすすめ一覧
カルキ抜きカルキ抜きは魚飼育で必須アイテムです。カルキ抜きを使わずに水道水を使用すると残留塩素によって呼吸器を痛めて死んだり、寿命が縮む恐れがあります。100均でも売っています。
掃除ポンプ掃除ポンプはアクアリウム専用の物を用意すべきです。吸い込みや使い勝手、耐久性が違うので水槽掃除のストレスが大きく変わります。
大型水槽で飼育する場合

ここでは大型水槽は横幅60cm以上の水槽と定義します。
水槽のサイズと水量は水槽サイズ一覧をご覧ください。

濾過フィルターろ過フィルターは飼育するのに必需品です。ろ過フィルターがないと水の汚れが早まり魚がすぐに死んでしまいます。60cm以上の大型水槽では外部フィルターがおすすめです。
▶︎ 外部フィルターおすすめ一覧 
水槽ライト水槽用のライトの明かりは人間で例えると太陽のようなものです。水槽用ライトがないと魚は健康的に育たず、綺麗な体色になりません。
▶︎ 60cm水槽ライトおすすめ一覧
エアレーションエアレーションは通称ブクブクです。夏場は水中のco2濃度が上がるのでブクブクがないと死んでしまう恐れがあります。
ヒーターヒーターは10月〜4月頃まで必要になるアイテムです。魚の多くは20度以上の水温が必要なので加温できるヒーターは必須です。
▶︎ 水槽用ヒーターおすすめ一覧
水槽用クーラー水槽用クーラーは5月〜9月まで必要になるアイテムでファンの上位互換です。ファンで水槽が冷えない時は水槽用クーラーを導入するしかありません。
▶︎ 水槽用クーラーおすすめ一覧
カルキ抜きカルキ抜きは魚飼育で必須アイテムです。カルキ抜きを使わずに水道水を使用すると残留塩素によって呼吸器を痛めて死んだり、寿命が縮む恐れがあります。100均でも売っています。
掃除ポンプ掃除ポンプはアクアリウム専用の物を用意すべきです。吸い込みや使い勝手、耐久性が違うので水槽掃除のストレスが大きく変わります。

コンゴテトラの飼育方法

水槽サイズは45cmからが理想

コンゴテトラの体長は6〜10cmと30cm未満の水槽ではかなり大きく感じるサイズです。45cm水槽でもレイアウトによっては圧迫感が強く、ヒレを美しく伸長させることが困難になる場合があります。

餌は何でも食べる

  • フレーク
  • 顆粒
  • ブラインシュリンプ
  • イトメ
  • 冷凍アカムシ

コンゴテトラは食にうるさくなく基本的に何でも食べてくれます。発色をあげるには冷凍アカムシなどの栄養価が高いものをあげると良いでしょう。

コンゴテトラの水合わせ

コンゴテトラを購入した場合、ショップからの持ち帰りでも通販でも、まずは水合わせが必要です。水合わせとは飼育環境とショップなどでの管理環境における水質をできるだけ合わせることを指します。

水合わせの一例
  1. 購入してきた袋を水槽に浮かべる。もしくは同じ温度の水が入ったバケツに袋ごと入れて30分放置。
  2. 袋に2〜3ヶ所穴を開けて導入する水槽に浮かべてさらに30分。(穴の空いた面を水中に)
  3. 袋にハサミを入れて先程よりも水が混ざるようにする。さらに30分放置。
  4. 最後に個体を水槽にうつし、袋の水は袋ごと取り除く。(気にならなければ水も入れて良い)

上記は水合わせの簡易的な一例になります。PHをより正確に慎重に合わせストレスを軽減させたい場合は点滴法とってエアチューブを使って飼育水槽から購入した袋へ一滴ずつ水を送り込んで調和せる方法がおすすめです。

コンゴテトラを美しく魅せる

遊泳スペースをしっかり確保し、水質は弱酸性に傾け、水草など柔らかい隠れ家を用意してあげると徐々に発色が良くなっていきます。コンゴテトラよりも大きい魚や縄張り意識が強く攻撃性のある魚がいるとヒレが萎縮して伸長しない場合があります。

初心者でもできるコンゴテトラ飼育の流れ

STEP
飼育環境を用意する

ブラックネオンテトラの飼育に適した水槽や道具を準備します。その後、カルキ抜きした水を水槽にセットします。水温やレイアウトにも気をつけると良いでしょう。

STEP
水合わせをおこなう

購入したばかりのブラックネオンテトラをすぐに飼育水槽へ入れるとPHショックを起こす可能性があるので、必ず水合わせをおこなうようにしましょう。

STEP
餌を与える

ブラックネオンテトラには顆粒やフレーク、赤虫などを与えます。餌を与えすぎると水質が悪化して病気や死亡のリスクを抱えるので注意が必要です。

STEP
水換えをおこなう

1週間に1回は水換えをおこなうようにしましょう。水換えをしないでおくと病気になるリスクが上がり、尾ぐされ病や白点病になる可能性があります。

コンゴテトラまとめ

コンゴテトラはスタイリッシュな体型にヒレをまとった熱帯魚。近年では水族館でも見られることが多くなりました。丈夫さでいえば飼いやすく観賞魚を楽しみたい方にはおすすめです。

しかしながら、寿命はカラシンの中でも長い方で、かつ大きくなるため水草水槽ではストック水槽がないと管理のバランスが取りづらくなるのも事実。(常にレイアウトのスタメンとして登場するならストック水槽の必要はないが)

水草水槽を作る方は自身のレイアウト変更の頻度とコンゴテトラが長く生きること、大きくなることの視点を持ち、生涯きちんと飼えるかを判断してから購入するようにしましょう。

池袋サンシャイン水族館ではコンゴテトラ大水槽が見れる

コンゴテトラの水槽

東京都内にある池袋サンシャイン水族館ではコンゴテトラの群生を見れる大水槽が展示されています。この規模でコンゴテトラの群生を見ることはなかなかできないので是非一度見てみてはいかがでしょうか。

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