


コロンビアレッドフィンテトラはコロンビアを原産とした尾ヒレ、背鰭、腹鰭が赤くなるカラシン科の熱帯魚です。水質管理が不慣れな初心者でも飼育しやすいことでも有名です。この記事ではコロンビアレッドフィンテトラの適した水質や育て方、寿命や餌、繁殖の仕方などを紹介しています。
コロンビアレッドフィンテトラの基本情報 | |
大きさ | 5〜7cm |
水質 | pH5.0〜7.5 |
硬度 | 1〜10 |
水温 | 20度〜28度 |
寿命 | 3年〜5年 |
学名 | Hyphesobricon columbianus |
分類 | カラシン目 カラシン科 |
分布 | コロンビア |
別名 | とくになし |
繁殖 | ばら撒き |
参考価格 | 300円〜 |
コロンビアレッドフィンテトラは名前の通りコロンビアに分布するカラシンの仲間です。見た目はグラスブラッドフィンと似ています。コロンビアレッドフィンテトラは温厚で他の魚のヒレを齧ることがあまりないため、混泳しやすい傾向にあります。
グラスブラッドフィンと見た目が酷似していますが、よく見るとグラスブラッドフィンの方が小型である場合が多く、身体もグラスブラッドフィンの方が透けていることが分かります。
また、コロンビアレッドフィンテトラは背鰭と腹鰭も赤く染まり、オスに関しては背鰭と腹鰭は伸長していく特徴があります。
コロンビアレッドフィンテトラはなんでも食べるため、餌には苦労しません。ただし、なんでも食べる性質上、餌を与えすぎるとどんどん肥大化していき、性格も荒々しく変わっていきます。
全ての熱帯魚に言えることですが、新しい環境に引っ越した魚は一時的に餌を食べなくなる事があります。対処方法としてはアカムシなら切ってあげる、フレークなら沈下させてあげるなどして興味を持ってもらうようにしましょう。
ただし、魚は断食しても2週間は平気で生きていますので、餓死する前に環境に慣れて餌を食べる方が早いかと思います。
水槽内に同じくらいの大きさの魚がいる場合は真似をして直ぐに食べてくれることもあるよ!
コロンビアレッドフィンテトラは同種での小競り合いは多少しますが、別種にはほとんど介入しません。ヤマトヌマエビやミナミヌマエビ、チェリーシュリンプにも手を出すことはほぼないです。
しかし、チェリーシュリンプ程の大きさだと、水中を漂う場面に遭遇した場合は餌だと思って追いかけ回す事があります。