


グラスブラッドフィンは尾ひれが赤くなるカラシン科の熱帯魚です。水質管理が不慣れな初心者でも飼育しやすいことでも有名です。この記事ではグラスブラッドフィンの適した水質や育て方、寿命や餌、繁殖の仕方などを紹介しています。
グラスブラッドフィンの基本情報 | |
大きさ | 4〜6cm |
水質 | pH6.0〜7.5 |
硬度 | 1〜30 |
水温 | 20度〜27度 |
寿命 | 1年〜3年 |
学名 | Prionobrama filigere |
分類 | カラシン目 カラシン科 |
分布 | エクアドル コロンビア ペルー ボリビア ブラジル |
別名 | とくになし |
繁殖 | ばら撒き |
参考価格 | 150円〜 |
グラスブラッドフィンは体色が透明で尾ヒレが赤く染るカラシンの仲間です。弱酸性〜アルカリ性まで対応できる丈夫な種であるため、初心者でも飼育しやすいのがポイント。
グラスブラッドフィンとは対照的に頭だけ赤く染まるラミノーズテトラも人気があり、どちらを水槽に向かえるか、はたまた両方混泳させるかを悩むアクアリストは非常に多いです。
グラスブラッドフィンは丈夫な魚と言われてはいますが、急激な水質変化や水質悪化には対応できません。水合わせを行わずに水槽に入れると病気になったり、そのまま死んでしまう場合があります。
一番安全に移し替える方法は点滴法による水合わせですが、初心者にはちょっと面倒。上記の内容なら特別な道具も必要ないので誰でも実践することが可能です。時間の許す限りゆっくりと合わせてあげましょう。
グラスブラッドフィンはなんでも食べるため、プレコフードのタブレットも食べる個体がいるほど。導入直後は警戒し、餌を食べてくれないことが多いですが、アカムシなどの沈下性の餌は食いつきやすいです。また、他の同サイズの魚がいる場合は他の魚が食べる姿を見て学習し導入直後から食べてくれる場合もあります。
▲隙間は徹底して埋める
グラスブラッドフィンは俊敏な泳ぎゆえに水面に飛び出してしまうことがよくあります。1cmの隙間であったとしてもそこから飛び出してしまうので蓋の隙間は必ず埋めるようにしましょう。