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ロングフィンネオンテトラの寿命と飼育(繁殖・水温・水流)

ロングフィンネオンテトラの寿命と飼育(繁殖・水温・水流)

ロングフィンネオンテトラはネオンテトラを品種改良し、各ヒレを伸ばした種になります。育て方はネオンテトラと変わりありませんが、ヒレが脆いので混泳する魚やレイアウト配置には注意が必要です。

胴体の大きさはネオテトラと変わりなく4cm程度にしかならないですが、ヒレが大きい分身体が大きく見えます。1匹当たりの単価はネオンテトラの15倍〜20倍程度と高いですが、初心者でも飼育しやすい熱帯魚です。

ロングフィンネオンテトラの飼育に適した水温や水質、水流を知っておかないと丈夫とは言え簡単に死んでしまうので、育成条件や必要な道具はきちんと揃えるべきです。

この記事ではロングフィンネオンテトラの飼育に必要なものや水槽のサイズ、購入時に気をつけるべきことなどを紹介しています。

目次

ロングフィンネオンテトラの寿命と飼育データ

ロングフィンネオンテトラ
ロングフィンネオンテトラの情報
分類カラシン目
カラシン科
パラケイロドン属
学名Paracheirodon axelrodi var.
Long fin
別名
類似魚カージナルテトラ
グリーンネオンテトラ
ネオンテトラ
大きさ4〜6cm
寿命3年〜5年
育成難易度
温度22〜28度
水質6.0〜7.5
硬度GH1〜GH10
繁殖ばら撒き
参考価格1500円〜

ロングフィンネオンテトラの寿命

ロングフィンネオンテトラの寿命は、適切な世話をすれば飼育下で5年程度生きることができます。

水槽のレイアウトをコロコロ変えることで水質変化がおこなわれる水槽では、寿命が短くなる傾向にあり、3年程度しか生きられないこともあります。

また、迎えたばかりのロングフィンネオンテトラは病気になりやすいため、治療に慣れていない初心者はそのまま死なせてしまうことも珍しくありません。

ロングフィンネオンテトラの大きさと特徴

ロングフィンネオンテトラはネオンテトラの品種改良種で、ヒレがグッピーのように伸びているのが最大の特徴です。流入のほとんどは海外で、ダイヤモンドテトラのロングフィンバージョンもあるなど、改良メダカのように種類が増えつつあります。

育て方に大きな違いはないものの、ヒレが擦れたり、かけたりしないようにレイアウトには尖った流木や石などを配置しない工夫が必要です。

オスとメスの違い

オスとメスの外見は非常に似ていますが、メスの方がやや大きく、お腹が丸みをおびている傾向があります。

ロングフィンネオンテトラの食性

ロングフィンネオンテトラは雑食性が高く、餌を与えすぎるとパンパンに太ります。

ロングフィンネオンテトラの飼育難易度

ロングフィンネオンテトラは、値段こそ初心者向けとは言えませんが、初心者でも飼育しやすい丈夫な熱帯魚です。

しかし、これは水温や水質が安定した環境下で言えることで、水温が上下に変動する環境や水温が低すぎる環境では白点病や尾ぐされ病になってしまいすぐに死んでしまいます。

飼育する時は最低でもカルキ抜きをした水とヒーターの設置をして温度を一定に保つことが求められます。温度を一定に保つことができれば病気になる確率がグンと下がり、5年ほどある寿命を全うさせることができます。

環境がコロコロ変わる水槽では2年〜3年で死んでしまうことも珍しくありません。

ロングフィンネオンテトラに合う水槽サイズと飼える数

水槽サイズ数目安水量
幅30cm×奥行20cm2匹〜5匹16L
幅45cm×奥行き30cm6匹〜10匹27L
幅60cm×奥行き30cm10匹〜57L
水槽サイズと水量一覧

ロングフィンネオンテトラは水槽のサイズや餌の量によって肥大していく傾向にあります。小型水槽で飼育した場合、成長しても4cm~5cm程度で止まることが多いです。

成魚になるにつれて水の汚れるスピードが早まるので30cm水槽では5匹〜8匹程度が現実的です。ロングフィンネオンテトラはカラシンの中でも群れる傾向が強いため、数が少なすぎると他の種にビビってストレスが加わってしまいます。

できるだけ5匹以上でグループで飼育してあげるのが理想です。45cm以上の水槽になるとレイアウトも凝ったものが作れるようになりますが、レイアウトによっては上記の表の最大数よりも減らさないといけないことがあるので注意が必要です。

ロングフィンネオンテトラの飼育に必要なもの

小型水槽で飼育する場合

ここでは小型水槽は横幅30cm未満の水槽よりも小さい水槽と定義します。
水槽のサイズと水量は水槽サイズ一覧をご覧ください。

濾過フィルターろ過フィルターは飼育するのに必需品です。ろ過フィルターがないと水の汚れが早まり魚がすぐに死んでしまいます。小型水槽では外掛けフィルターが手入れも簡単でおすすめです。
▶︎ 外掛けフィルターおすすめ一覧
水槽ライト水槽用のライトの明かりは人間で例えると太陽のようなものです。水槽用ライトがないと魚は健康的に育たず、綺麗な体色になりません。
▶︎15cm水槽ライトおすすめ一覧
▶︎20cm水槽ライトおすすめ一覧
エアレーションエアレーションは通称ブクブクです。夏場は水中のco2濃度が上がるのでブクブクがないと死んでしまう恐れがあります。
ヒーターヒーターは10月〜4月頃まで必要になるアイテムです。魚の多くは20度以上の水温が必要なので加温できるヒーターは必須です。
▶︎ 水槽用ヒーターおすすめ一覧
水槽用ファン水槽用ファンは5月〜9月頃まで必要になるアイテムです。夏場は高水温になると魚が死んだり、コケ(藻)が発生するので必須です。
▶︎水槽用ファンおすすめ一覧
水槽用クーラー水槽用クーラーは5月〜9月まで必要になるアイテムでファンの上位互換です。ファンで水槽が冷えない時は水槽用クーラーを導入するしかありません。ファンで冷える時はクーラーはいりません。
▶︎水槽用クーラーおすすめ一覧
カルキ抜きカルキ抜きは魚飼育で必須アイテムです。カルキ抜きを使わずに水道水を使用すると残留塩素によって呼吸器を痛めて死んだり、寿命が縮む恐れがあります。100均でも売っています。
掃除ポンプ掃除ポンプはアクアリウム専用の物を用意すべきです。吸い込みや使い勝手、耐久性が違うので水槽掃除のストレスが大きく変わります。
中型水槽で飼育する場合

ここでの中型水槽は横幅30cm以上、60cm未満の水槽と定義します。
水槽のサイズと水量は水槽サイズ一覧をご覧ください。

濾過フィルターろ過フィルターは飼育するのに必需品です。ろ過フィルターがないと水の汚れが早まり魚がすぐに死んでしまいます。30cm〜45cmの中型水槽では外部フィルターがおすすめです。
▶︎ 30cm水槽向け外部フィルターおすすめ一覧 
▶︎ 45cm水槽向け外部フィルターおすすめ一覧
▶︎ 外掛けフィルターおすすめ一覧
水槽ライト水槽用のライトの明かりは人間で例えると太陽のようなものです。水槽用ライトがないと魚は健康的に育たず、綺麗な体色になりません。
▶︎ 30cm水槽ライトおすすめ一覧
▶︎ 45cm水槽ライトおすすめ一覧
エアレーションエアレーションは通称ブクブクです。夏場は水中のco2濃度が上がるのでブクブクがないと死んでしまう恐れがあります。
ヒーターヒーターは10月〜4月頃まで必要になるアイテムです。魚の多くは20度以上の水温が必要なので加温できるヒーターは必須です。
▶︎ 水槽用ヒーターおすすめ一覧
水槽用ファン水槽用ファンは5月〜9月頃まで必要になるアイテムです。夏場は高水温になると魚が死んだり、コケ(藻)が発生するので必須です。
▶︎ 水槽用ファンおすすめ一覧
水槽用クーラー水槽用クーラーは5月〜9月まで必要になるアイテムでファンの上位互換です。ファンで水槽が冷えない時は水槽用クーラーを導入するしかありません。ファンで冷える時はクーラーはいりません。
▶︎ 水槽用クーラーおすすめ一覧
カルキ抜きカルキ抜きは魚飼育で必須アイテムです。カルキ抜きを使わずに水道水を使用すると残留塩素によって呼吸器を痛めて死んだり、寿命が縮む恐れがあります。100均でも売っています。
掃除ポンプ掃除ポンプはアクアリウム専用の物を用意すべきです。吸い込みや使い勝手、耐久性が違うので水槽掃除のストレスが大きく変わります。
大型水槽で飼育する場合

ここでの大型水槽は横幅60cm以上の水槽と定義します。
水槽のサイズと水量は水槽サイズ一覧をご覧ください。

濾過フィルターろ過フィルターは飼育するのに必需品です。ろ過フィルターがないと水の汚れが早まり魚がすぐに死んでしまいます。60cm以上の大型水槽では外部フィルターがおすすめです。
▶︎ 外部フィルターおすすめ一覧 
水槽ライト水槽用のライトの明かりは人間で例えると太陽のようなものです。水槽用ライトがないと魚は健康的に育たず、綺麗な体色になりません。
▶︎ 60cm水槽ライトおすすめ一覧
エアレーションエアレーションは通称ブクブクです。夏場は水中のco2濃度が上がるのでブクブクがないと死んでしまう恐れがあります。
ヒーターヒーターは10月〜4月頃まで必要になるアイテムです。魚の多くは20度以上の水温が必要なので加温できるヒーターは必須です。
▶︎ 水槽用ヒーターおすすめ一覧
水槽用クーラー水槽用クーラーは5月〜9月まで必要になるアイテムでファンの上位互換です。ファンで水槽が冷えない時は水槽用クーラーを導入するしかありません。
▶︎ 水槽用クーラーおすすめ一覧
カルキ抜きカルキ抜きは魚飼育で必須アイテムです。カルキ抜きを使わずに水道水を使用すると残留塩素によって呼吸器を痛めて死んだり、寿命が縮む恐れがあります。100均でも売っています。
掃除ポンプ掃除ポンプはアクアリウム専用の物を用意すべきです。吸い込みや使い勝手、耐久性が違うので水槽掃除のストレスが大きく変わります。

ロングフィンネオンテトラを寿命を伸ばす飼育方法

ロングフィンネオンテトラの好む水温と水質

ロングフィンネオンテトラは、水温20~26℃、pH6.0~7.5を好みます。丈夫な魚なので、さまざまな水槽の環境に耐えることができますが、健康を維持するためには安定した水質を保つことが重要です。

また、丈夫とはいえ、ロングフィンネオンテトラは水質に敏感なので、清潔でよく濾過された水槽を維持する必要があります。硬度は日本の水道水なら問題なく飼育できます。

PH6.0〜7.5
硬度GH1〜GH10

夏場は高水温に気をつけよう

夏場は暑さ対策をしなければ水温が28度以上になるので酸欠状態になったり、水が汚れやすくなります。したがって、ファンやクーラーの設置は5月頃からすべきです。

冬場の水換えは水温に気をつけよう

冬場は水道水と水槽内の温度差があるとストレスによって病気になったり衰弱してしまう場合があります。水換えをする時は水温を合わせてから水を入れるようにしましょう。

ロングフィンネオンテトラの好む水流

ロングフィンネオンテトラはヒレが繊細ですぐ破けたり、裂けてしまうため、水槽内の水流は弱く設定し、止水域も作るようにすべきです。

購入時は絶対に水合わせをする

ロングフィンネオンテトラをショップやネットから購入した場合、いきなり水槽に入れるとPHショックを引き起こして死んでしまいます。そのため、まずは水合わせが必要です。水合わせとは飼育環境とショップなどでの管理環境における水質をできるだけ合わせることを指します。

水合わせの一例
  1. 購入してきた袋を水槽に浮かべる。もしくは同じ温度の水が入ったバケツに袋ごと入れて30分放置。
  2. 袋に2〜3ヶ所穴を開けて導入する水槽に浮かべてさらに30分。(穴の空いた面を水中に)
  3. 袋にハサミを入れて先程よりも水が混ざるようにする。さらに30分放置。
  4. 最後に個体を水槽にうつし、袋の水は袋ごと取り除く。(気にならなければ水も入れて良い)

上記は水合わせの簡易的な一例になります。PHをより正確に慎重に合わせストレスを軽減させたい場合は「点滴法」とってエアチューブを使って飼育水槽から購入した袋へ一滴ずつ水を送り込んで調和させる方法がおすすめです。

点滴法による水合わせがおすすめ

点滴法とは、エアチューブを利用して水を少しずつ加えていき、30分〜1時間ほどかけて水槽の水と購入時の水をチューニングする作業になります。先述したざっくりとした水合わせよりも魚にかかるストレスが少なく、病気の発病防止などに役立ちます。

STEP
水温を合わせる
水合わせの温度合わせ

まずは袋を開けずに水槽にそのまま浮かべて放置しましょう。袋の中身と水槽の水温を合わせるために行います。

季節によって温度差があると思いますが、購入してすぐに合わせるならおおよそ30分〜1時間ほど浮かべておけば大差ない温度になっているはずです。

購入時の袋が大きければ、水量も多いので水槽の中身を減らさないと溢れます。

STEP
バケツに袋の水と魚を入れる
水合わせ

水温を合わせたらバケツに袋の水と魚を入れます。冬場の場合は温度が水温が著しく落ちないようにヒーターを投入するのがおすすめです。(当たり前ですが水量とヒーターのサイズ等を間違えないように)

STEP
エアチューブを使って水槽の水を垂らす
水合わせ(点滴法)

エアチューブを水槽に取り付け、その下にバケツを設置します。(水槽からバケツへはサイフォンの原理をしようします。)

STEP
点滴の量は1秒に6滴
水合わせ点滴のスピード

点滴法をあまりにゆっくり時間をかけるととんでもない時間になってしまいます。長時間かけても大差ないため、30分〜1時間ほどが良いです。

終わったら網で生体を掬い飼育水槽へ移しましょう。

ロングフィンネオンテトラの餌と頻度

フレーク顆粒タイプイトメ
冷凍アカムシブラインシュリンプ

ロングフィンネオンテトラの口はメダカグッピーのように横に開く形状ではなく、突いて食べることができる尖った口です。そのため、浮いている餌、沈んでいる餌のどちらも食べることができます。

偏食がなく全ての餌を食べるため餌選びに困ることはありません。水を汚れにくくするための餌、色揚げをするための餌、大きくするための餌、稚魚に与える餌など用途やシーンに合わせて選ぶと良いです。

水換え頻度は1週間に1回〜2回

水槽の水換え

ロングフィンネオンテトラの飼育水槽は1週間に1回を目安に水換えをおこなうのが普通です。飼育している数が多いと水質が汚れやすく、週1回の水換えでは健康状態を維持できない場合があります。その場合は水換え頻度を週2回にすべきです。夏場は水温が上がりやすく水が汚れやすいので特に注意が必要です。

1回の水を換える量は30%〜50%の水量が理想です。あまりに多くの水を換えてしまうと水質(PH)が大きく変動し体調を崩しやすくなるのでご注意ください。週に2回以上水換えをする場合は一度に替える水の量を20%〜30%程度にするとストレスを軽減できます。ただ、週2回以上の水換えをするなら水槽のサイズアップを検討した方が良いです。

ロングフィンネオンテトラと混泳できる魚の早見表

ロングフィンネオンテトラの混泳早見表

ラスボラオトシンクルス
(プレコ系)
メダカプラティ
シクリッド
(アピストグラマなど)
コリドラス
クーリーローチ
ドジョウ
淡水フグ
ベタエンゼルフィッシュ
ディスカス
エビグッピー

ロングフィンネオンテトラは攻撃性の低い熱帯魚なので他の小型な種と混泳させやすい傾向にあります。しかし、ロングフィンネオンテトラは水草や他の魚のヒレをたまにかじることがあります。

ヒレを綺麗に見せることに重きを置いたベタとの混泳はNGです。また、シクリッド系など攻撃的な魚はロングフィンネオンテトラのヒレをボロボロにする可能性があるので混泳はやめた方が良いです。

通常のネオンテトラなどの混泳は避ける

ネオンテトラやカージナルテトラはヒレの長い品種をかじることがあるため、ロングフィンネオンテトラを混泳させるとヒレが欠けてしまう原因になってしまいます。

したがって、ロングフィンネオンテトラを飼育するときはロングフィンテトラ単体が好ましいです。

ロングフィンネオンテトラの繁殖について

ロングフィンネオンテトラの繁殖環境の用意

ロングフィンネオンテトラを飼育下で繁殖させるのは難しいですが、適切な条件を整えることで繁殖させることは可能です。繁殖を促すには、水槽のPHを5.5に、水温を22℃~23℃にする必要があります。

水はピートモスを用いたピート水を用意するのが一番効果的です。

また、繁殖させる水槽では親魚であるロングフィンネオンテトラと卵を区別するために、園芸用マットなどを水槽の中間に設けることをおすすめします。これにより、卵は園芸マットより下に落ち、ロングフィンネオンテトラは卵を捕食することができなくなります。

ロングフィンネオンテトラの繁殖水槽は、より自然な環境を用意するために、ライトの光量を落として薄暗い状態にするのがよいです。

繁殖の流れ

ロングフィンネオンテトラは、子育てをしない魚です。

繁殖のとき、オスはメスを水槽内で追いかけ回します。ペアリングが成功するとメスは本来なら、産卵床や水草の近辺で卵を放ちます。産卵後はロングフィンネオンテトラの親魚は隔離して卵だけにします。

ロングフィンネオンテトラの卵は24~36時間で孵化します。孵化後、稚魚は市販のフィッシュフードを食べられる大きさになるまで、インフゾリアを与えて成長させます。

ロングフィンネオンテトラが気をつける病気

尾びれがボロボロになる尾ぐされ病

尾びれが擦ったようなちぎれ方やバサバサの状態になっていたら尾ぐされ病の可能性が高いです。尾ぐされ病は常在菌であるカラムナリス菌が原因で発症します。

ロングフィンネオンテトラのヒレは小さいので悪化するとすぐに死んでしまいます。そのため、病気かも?と思ったらアグテンといった毒性に低い魚病薬でトリートメントしてあげると良いです。

体に白い点が付く白点病

ロングフィンネオンテトラをアクアショップからお迎えした時になりやすいのが白点病です。

白点病は寄生虫による病気ですが、水温の変化によって引き起こされることが多いです。放っておくと水槽内の全ての魚が感染するので早めの対処が必要です。

水草水槽ならアグテンを使用すると水草へのダメージを最小限に抑えて治療することができます。

ネオン病

ロングフィンネオンテトラなどの一部のカラシンが引き起こしやすい病気がネオン病です。

ネオン病になると体の一部が白くなり、群れから離れてひっそりと泳ぐ姿を確認することができます。カラムナリス菌が元となって発症するため、グリーンFゴールドや観パラD、エルバージュエースが治療薬として使えます。

ネオン病の致死率はかなり高いため、治療しても100%助かる保証はありません。

初心者でもできるロングフィンネオンテトラ飼育の流れ

STEP
飼育環境を用意する

ロングフィンネオンテトラの飼育に適した水槽や道具を準備します。その後、カルキ抜きした水を水槽にセットします。水温やレイアウトにも気をつけると良いでしょう。

STEP
水合わせをおこなう

購入したばかりのロングフィンネオンテトラをすぐに飼育水槽へ入れるとPHショックを起こす可能性があるので、必ず水合わせをおこなうようにしましょう。

STEP
餌を与える

ロングフィンネオンテトラには顆粒やフレーク、赤虫などを与えます。餌を与えすぎると水質が悪化して病気や死亡のリスクを抱えるので注意が必要です。

STEP
水換えをおこなう

1週間に1回は水換えをおこなうようにしましょう。水換えをしないでおくと病気になるリスクが上がり、尾ぐされ病や白点病になる可能性があります。

ロングフィンネオンテトラの飼育についてよくある質問

Q1:ロングフィンネオンテトラの寿命は?

A1:ロングフィンネオンテトラの寿命は3年〜4年程度です。ただし、水槽のリセットを多くしたり、環境をコロコロ変えてしまうと2年程度でお亡くなりになることがあります。詳しくは「ロングフィンネオンテトラの育て方」をご確認ください。

Q2:ロングフィンネオンテトラは水槽に何匹飼える?

ロングフィンネオンテトラはヒレが長いため、多く入れすぎるとヒレの欠損やかじられの原因となります。そのため、30cm水槽では2匹〜5匹程度が現実的です。詳しくは「ロングフィンネオンテトラに合う水槽サイズと飼える数」をご覧ください。

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この記事を書いた人

ruby48.comではアクアリウムに関する様々なログや情報をお届けしていきます。定期的にコンテストも開催し、アクアリストを繋ぐメディアの運営に努めています。

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