



ChihirosRGBプラスシリーズを使った60cm水槽レイアウトのご紹介です。立ち上げにかかった費用や道具、機材などを紹介しています。多くの水草が使われている水景でそれぞれ管理する上でポイントも掲載しています。これから60cm水槽を立ち上げたいと思っている方は是非参考にご覧ください。


| 作品タイトル | 4年越し水草水槽 |
|---|---|
| EAコンテスト | No.8 |
| スペック詳細 | |
| 水槽スペック | エーハイムグラス水槽EJ-60 60cm×30cm×36cm |
| ソイルなど砂底 | プラチナソイル 田砂 |
| フィルター | フィルターエーハイムクラシックフィルター2213 |
| 照明器具 | Chihiros RGB A PLUS |
| 光量 | 2,400lm以上 |
| 点灯時間 | 8時間 |
| CO2 | 1秒3滴 8時間 |
| 換水頻度 | 2週/1回30% |
| 使用した水草 | |||
| 前景 | ニューラージパールグラス | ||
| 前景 | グロッソスティグマ | ||
| 前景 | ヘアーグラス | ||
| 前景 | オーストラリアンドワーフヒドロコティレ | ||
| 中景 | アヌビアスナナ | ||
| 中景 | ミクロソリウムナローリーフ | ||
| 中景 | ミクロソリウムプテロプス | ||
| 中景 | ボルビティスヒュディロティ | ||
| 中景 | クリプトコリネ・ウェンティーブラウン | ||
| 中景 | ラゲナンドラ・ミーボルディレッド | ||
| 中景 | エキノドルス・ウルグアイエンシス | ||
| 中景 | エキノドルス・ルビン | ||
| 後景 | ロタラロトンディフォリア | ||
| 後景 | パールグラス | ||
| 後景 | ルドウィジアsp.スーパーレッド | ||
| 後景 | クリプトコリネバランサエ | ||
| 水槽に入れている生体 | |
| レッドテールイエローファントムテトラ | グリーンネオンテトラ |
| プリステラ | オトシンクルス |
| ヤマトヌマエビ | – |
| 水草 | 約16,000円 |
|---|---|
| 流木・石など | 約5,000円 |
| 機材・備品 | 約50,000円 |
| 総額費用 | 約71,000円 |
定番の60規格水槽で、構図はよくある凹型構図のレイアウトとなっています。水草達もポピュラーなものばかりで、基本に忠実な作りかと思います。
立ち上げたものの仕事が多忙でメンテ出来ず放置状態となり、3年かけて緩やかに水草が消えていきました。。。その後、仕事が在宅化したことを機にアクア熱が復活しますが、リセットする気力まではありませんでした。水草を植えなおしてCOの添加を再開した程度です。古いソイルもそのまま使っています。
しばらく思うように水草が育ちませんでしたが、CO2の量を気持ち多めにして、液肥をしっかり添加するようにしてから、徐々に水草が茂っていきました。そして立ち上げから4年以上経過した今になって、だいぶレイアウトっぽくなってきました。
短いスパンでレイアウトをリセットしたり、複数の水槽を立ち上げたり、といったことが出来ない人も多いと思います。自分もそうです。そういう人は、一度失敗してしまうとリカバリーが難しく、挫折してしまうことも多いのではないでしょうか。しかし、気長にまったりと環境を整えていけば、リセットをせずともレイアウトを楽しむことが出来ると思います!

序盤はグロッソスティグマやクリプトコリネがメインに植栽されている様子がわかる。

グロッソスティグマがなくなり、アヌビアスナナやバランサエが目立つ。

くぼみができ、石や化粧砂が加わり一味違った水景にシフトチェンジしている様子。

ルドヴィジアsp.スーパーレッドやロタラロトンディフォリアが際立つ。パールグラスで今まで隙間があったポイントを埋め一層水草の茂みが強調された。

ここが水之ぽき氏が先述していた「放置状態」の期間だろう。アオミドロが全体に覆っている。多くの人がこの状況に陥ったらリセットを検討しそうだが。

ここまで持っていくのに執念じみたものを感じるが、水草が落ち着きを取り戻した自然を感じる水景。EAコンテストでは初心者が真似しやすいというコンセプトだったため、順位は落としたが、単に優れた水景を決めるコンセプトなら上位に位置してもおかしくないだろう。