



EAコンテスト(水草水槽レイアウトコンテスト)に出展作品の立ち上げにかかった費用や道具、機材などを紹介しています。管理する上でポイントとなる部分も掲載しているのでこれから30cm水槽(キューブ水槽)を立ち上げたいと思っている方は是非参考にご覧ください。

| 作品タイトル | 忘れられた庭園 |
|---|---|
| EAコンテスト順位 | 9位 |
| 水槽スペック | GEX aquarista 30cmキューブ 30cm×30cm×30cm |
|---|---|
| ソイルなど砂底 | プラチナソイル GEX 水洗い不要 天然砂スノーホワイト |
| フィルター | GEXスリムフィルターL |
| 照明器具 | GEX クリアLED パワーⅢ |
| 光量 | 500lm以上 |
| 点灯時間 | 10時間 |
| CO2 | なし(テトラCO2使用) |
| 換水頻度 | 週2-3回 20−30% |
| 前景 | ニューラージパールグラス |
|---|---|
| 中景 | ウィローモス |
| 中景 | ウィーピングモス |
| 後景 | カボンバ |
| 後景 | ルドウィジアスーパーレッド |
| 後景 | アマゾンチドメグサ |
| 水草 | 約2,300円 |
|---|---|
| 低床 | 約3,300円 |
| 流木・石など | 約4,000円 |
| 機材・備品 | 約11,400円 |
| 総額費用 | 約21,000円 |
立ち上げてからは翌日から毎日50%換水、ひたすら換水の繰り返し。コケの生える瞬間を作らないように心がけました。時々、換水を怠るので、換水忘れたら6-7割の換水を4日に1回行っていました。
水の透明度がこれでもかというほど、澄み渡ったら換水を2割程度に減らしてヤマトヌマエビ投入します。1週間、水換えの量を減らして様子を見ます。コケが生えてきたと判断した場合、換水の量を3割程度にします。
糞や苔で覆われた流木を取り出してゴシゴシ…。取り出し洗えるレイアウトだと、すぐにきれいにすることが出来ます。
モスのトリミングはお早めに…。トリミングタイミング見誤ると浮いてきてしまうことに…。苔むした感じにするにはこまめなトリミングが必要かもしれません。

奥行きを出すために水槽の奥には盛り土をして高さを出します。網にろ材を入れて置くことでソイルの量を節約することができ、高さも出しやすくなります。

両サイドに森土をしていましたが、片側だけにして凹構図から三角構図に変更しました。ソイルの上に流木や石を配置して全体の雰囲気を掴んでいきます。

カボンバなどを植栽した後、注水します。最初は水が濁りますが、1日もすれば落ち着いてきます。

立ち上げ直後の写真です。少し黄ばみかかっているのはLEDライトのせいもありますが、ソイルの栄養飽和などの影響も考えられます。立ち上げたばかりの時は週2〜3回、20%〜30%ほどの水換えを実施して苔が多く出ないようにコントロールしていきます。

ある程度時間が経った様子。それぞれの水草が育ちソイルの隙間を埋めているのがわかります。最終的にはヤマトヌマエビだけでなく、ミクロラスボラハナビやスカーレットジェムを入れます。
